2022年7月
2022.07.05
前回は、電気料金の基本的な見方についてお伝えさせていただきました。
今回も引き続き、エネルギー対策についてお伝えしていきたいと思います。
こんにちは、三協建設 堀内です。
暑い日が続きますね・・・
電気代の高騰を思い、エアコンを我慢してしまう高齢者の方もいらっしゃるようですが、
熱中症は怖いです!なによりも命が大切です!
そこだけは無理な我慢のないようにしたいものですね・・・
さて、冷暖房の電気代ですが、夏と冬のどちらが高くなると思いますか?
これだけの暑さを、快適な涼しさにしてくれる夏の方が高い?と思われている方も
多いようなのですが、実は冬の方が高くなる傾向があります。
冷房・暖房共に、室内温度を設定温度まで変化させるまでがいちばん電気代がかかります。
例えば、室内の設定温度を夏・冬ともに25℃と設定したとします。
<夏に設定温度(25℃)まで室内気温を下げる場合>
室温を30℃~35℃とすると、冷房は5℃~10℃室温を下げなくてはなりません。
<冬に設定温度(25℃)まで室内気温を上げる場合>
室温を0℃~5℃とすると、暖房は20℃~25℃室温を上げなくてはなりません。
仮に、夏に室内気温が40℃まで上がったとしても、設定温度まで下げなくてはならないのは15℃ですよね。
ですので、室内気温と設定温度の差が大きい冬場の方が、電気代が高くなる傾向があるというわけなのです。
では、この暖房にかかる電気代を節約するには、具体的にどうしたらいいのでしょうか。
まずは、大前提として温かさが家の外へ逃げていきにくいことが大切です。
みなさんがお住まいのお家は、高気密・高断熱住宅ですので、魔法ビンのように
温かさを外へ逃がしにくいつくりとなっています。
次に、冷えた空気の温度を上げる時に一番電気代がかかることから、
常に温かい空気が循環しているように、エアコンをつけたり切ったりするのではなく
できる限り、つけたままにしておくことをおススメしています。
また、暖房効率という意味ではヒートポンプをうまく活用することが重要だと思います。
ヒートポンプ・・・?と思われるかもしれませんが、
ヒートポンプとは少ない投入エネルギーで、空気中などから熱をかき集めて、
大きな熱エネルギーとして利用する技術のことを言います。
身の回りにあるエアコンや冷蔵庫、エコキュートなどに利用されています。
簡単に言うと、電気ヒーターとかドライヤーなどは
1の投入エネルギーに対して
1の熱エネルギーしか生み出しません。
対して、ヒートポンプエアコンは
1の投入エネルギーで
5~6の熱エネルギーを得ることができます。
日本で販売されている最新タイプのヒートポンプエアコンだと
なんと1の投入エネルギーで7の熱エネルギーを得ることができるそうです。
この電気の消費量を電気ヒーターと比較すると、1/7ですみます。
もし、ご実家などのエアコンが古いものをお使いのようでしたら、
節電の意味でも、新しいタイプに変更されるのもよいかもしれませんね。
来月も引き続き、エネルギー対策についてお伝えしていきたいと思います。
では、また。