三協建設株式会社

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デザイン?機能性?

2022.10.28
お金・設計・仕様

あなたはデザインを重視しますか?

機能を重視しますか?

 

服を選ぶとき、靴を選ぶとき

カバンを選ぶとき、車を選ぶとき

さらには家を選ぶとき・・・

こんにちは。シンプルノート熱田スタジオ/一宮スタジオ 堀内です。

デザイン性が高い家というと、

「外から見るとカッコイイけど、実際は暮らしにくそう・・」

「とにかく高そうで、手が出ない・・」

というイメージが一般的ではないでしょうか。

 

SIMPLE NOTEの特徴の1つに、“高いデザイン性”があります。

 

しかし。実は、最優先していることは、

「デザイン性」ではなく「機能性」なのです。

 

つまり、機能性を追求した結果として

高いデザイン性の家になっているというわけなのです。

 

例えば、SIMPLE NOTEでは

基本的には、家の顔となる玄関面だったり道路面には

窓を設けないようにします。

 

その理由は、窓の両脇から垂れてくる雨だれをなくすためです。

雨だれとは、窓の上に溜まったホコリやゴミなどが

ジワジワ垂れてくることによる汚れですね。

 

築数十年経った家の、窓の下の壁面に

雨が垂れた跡のすじ状の汚れがついているのを

見たことはありませんか?

 

また、屋根の流れる方向も、

できるだけ家の顔となる面(玄関面や道路面)に

流れるようにはしません。

これも、屋根から外壁に垂れてくる汚れを

出来る限り防ぐためです。

 

こうすることで、家の顔をいつまでも

美しく保つことが出来るようになります。

そして、外壁が汚れにくくなることで、

メンテナンスも極力少なく済ませることが出来るわけです。

 

また、家の外周部にもほとんど窓をつくらないようにしていて、

つくったとしても大きな窓はほぼありません。

 

こうすることで、先程お伝えしたような雨だれがつきにくくなり、

どこから見ても家が美しく見えるようになる上に、

どこにどんな部屋があるか?と推測されやすい窓が少ないことによって、

間取りが外部から分かりにくくなります。

これによって、防犯性も高くなります。

 

また窓が少ないことで、家の壁自体が塀代わりにもなるので、

境界ブロックなどをつくる必要もなくなるし、

家自体のデザイン性が高いことで、

家単品で完結させることができ、

外構工事を簡素に低コストで済ませることが出来るようになります。

 

外周部に大きな窓がないとなると、

暗い家になるのではないか?と思われるかもしれません。

しかし、中に入ると外部からは想像できないような

明るさが確保されています。

そのための要素の1つが“中庭”です。

 

基本的に中庭の窓には、

外に出られるぐらいの大きな窓ばかりを使用します。

ここから採光と通風を確保するためです。

 

そして、これらの窓にはカーテンを設ける必要がありません。

外部からの視線を遮断する必要が全くないからです。

となると、空から降ってくる光を遮るものがなくなり、

室内に眩いばかりの光を注ぎ続けてくれます。

 

外部からの視線を気にしなくてもよい窓は

カーテンをしなくていい上に、

ずっと開けておくことも出来るようになります。

外の空気をいつでも感じることができるというわけです。

 

外周部の窓を小さくしているとお伝えしましたが、

風を入れる窓を小さくすることで

外部からの視線が気にならず、ずっと開けておきやすくなる上に、

入口(風を入れる窓)が小さく

出口(中庭の窓)が大きくなることで、

風をより通しやすくなるのです。

これによって、家の中を清々しい風が走り抜ける家となるわけです。

 

外からの視線を気にする必要がないので、

プライバシー性にも優れた住まいになります。

家の中で完全にリラックスして過ごすためには

最も必要な要素ではないでしょうか?

 

あと、敷地が許すなら出来る限り“平屋”を

ご提案させていただくようにもしています。

もし無理な場合でも、

出来るだけ1階に部屋を多くつくるようにしています。

 

これにより、家自体がそのままで地震に強くなります。

廊下というムダなスペースを極力カットすることも出来ます。

収納が1階に多くとれることによって、片付けがしやすい住まいになります。

使わなくなる部屋をゼロに出来るので効率もよくなります。

年齢やライフスタイルによっても暮らしを自由に変化させられるようになります。

 

様々な機能性を追求した結果、

高いデザイン性の住まいができあがっているというわけです。

住みやすさの先に、美しいデザインが待っていた。

 

スティーブ・ジョブズが言っていましたよね。

「多くの人がデザインと聞くと、どのように見えるかを重視して考えるが、

私たちはどのように”機能”するかを一番に考える。」

 

では、また。

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