現場監督って何をする人?
2022.8.1つくる会社として
私自身、長年にわたって現場監督として
住宅建築の現場にたってまいりました。
最近は弊社Instagramのストーリーズや
現場レポートブログで登場してくれているカッシーも現場監督です。
でも、現場監督と言われても一般の方から見たら
何をする人なの?とピンとこないかもしれませんね。
こんにちは。三協建設 堀内です。
家づくりには大工さんをはじめとした
様々な分野の専門家である
職人さんが携わっています。
〇〇ホームという住宅会社の社員だけで
あなたの家をつくりあげることはできないのです。
さらに、もっと言うと
職人さんの多くは
〇〇ホームさんの他にも
〇〇ハウスさん
〇〇工務店さん
〇〇建設さん
・・・といった様々な会社の仕事を
しているわけです。
と、いうことは。
中にはひょっとしたら同じ職人さんが
〇〇ホームさんの現場も
〇〇ハウスさんの現場も
携わっているということもありますよね。
でも、〇〇ホームさんの現場は
なんだか思っていた仕上りと違って
〇〇ハウスさんの現場は
思っていた通りの出来栄えだ!
・・ということもあるかもしれません。
同じ職人さんなのに
どうしてこういった違いがあるのでしょうか?
そこに大きく影響してくるのが
実は現場監督なのかもしれません。
現場監督は
それぞれの分野の専門家である
職人さんたちをまとめて
1つの家をつくりあげる役割をもっています。
点と点を線で結ぶのが、現場監督です。
職人さんはその道の専門家です。
図面の指示の元、持っている技術を最大限に出して
よい家を目指します。
だから、現場監督と職人さんとの
信頼関係はとても大切です。
それぞれのお客様の家には
それぞれのお客様の思いがあります。
なぜ、それを選んだのか?
どうして、こうなっているのか?
そんな思いを伝えながら、
お客様、つまりあなた自身が
現場で職人さんに指示を出す・・
ということは、現実的には無理ですよね。
そんなあなたの思いを
あなたに代わって、職人さんに伝え、
全員が同じ方向をみて家づくりをすることが
できるようにするのが、現場監督なのです。
職人さんは、
自分の持つ技術が
お客様の望む家づくりのために
最大限に発揮でき、
その家をお客様が喜んでくれること
つまり、お客様の満足につながっていると
確信できることが
最大の喜びであり、誇りでもあると思います。
その環境を整えるのが
現場監督の仕事だと思っています。
現場監督は
あなたの想いを感じ、職人さんに伝えたり、
職人さんの想いを感じ、あなたに伝えられたり、
そんな役割も持っているんですよね。
あなたも、私も、職人さんも
「安心、安全、快適で
心豊かに過ごせる空間・家をつくりたい」という
想いは一緒です。
「現場監督って何をする人なの?」
「現場監督は、みんなが同じ方向へと進んでいくために
みんなの想いを結ぶ人です」
では、また。