三協建設株式会社

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見た目からの誤解?

2022.5.30
お金・設計・仕様

デザイナーズ住宅と呼ばれるような、

デザイン性に一際優れた住まいというのは、

「外から見るとカッコイイけど、実際は住みにくそう・・」

「価格が高そう・・」

というイメージが一般的に存在すると思います。

 

SIMPLE NOTE(シンプルノート)の家も

一見、デザイン性に特化した住宅に見えるので

そういったイメージを持たれるかもしれませんね。

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。

デザインに特徴をもったSIMPLE NOTE(シンプルノート)の家ですが、

実は、最優先していることは、

「デザイン性」ではなく「機能性」なのです。

 

つまり、機能性を追求した結果、

デザインに特徴を持った家になっている

というわけなのです。

 

例えば、SIMPLE NOTEの家は

基本的には、家の顔となる玄関面だったり

道路面にはできる限り、窓を設けないようにします。

 

その理由は、窓の両脇から垂れてくる雨だれをなくすためです。

雨だれとは、窓の上に溜まったホコリやゴミなどが

ジワジワ垂れてくることによる汚れですね。

 

築数十年経った家の、窓の下の壁面に

雨が垂れた跡のすじ状の汚れがついているのを

見たことはありませんか?

 

また、屋根の流れる方向も、

できるだけ家の顔となる面(玄関面や道路面)に

流れるようにはしません。

これも、屋根から外壁に垂れてくる汚れを

出来る限り防ぐためです。

 

こうすることで、家の顔をいつまでも

美しく保つことが出来るようになります。

そして、外壁が汚れにくくなることで、

メンテナンスも極力少なく済ませることが出来るわけです。

 

また、家の外周部の窓についても、注意深く配置し、

大きな窓をできる限り設置しないようにします。

こうすることで、先程お伝えしたような雨だれがつきにくくなり、

どこから見ても家が美しく見えるようになる上に、

窓が少ないこと、そしてどこにどんな部屋があるか

外部から分かりにくくなることで、防犯性も高くなります。

 

窓が少ないことで、家の壁自体が塀代わりにもなるので、

境界ブロックなどをつくる必要もなくなるし、

家自体がシンプルかつ、デザイン性が高いことで、

外構工事にかけるコストを低減できます。

 

明るさの確保には、様々な工夫を施しますが、

その1つが“中庭”です。

 

基本的に中庭の窓には、

外に出られるぐらいの大きな窓ばかりを使用します。

ここから採光と通風を確保するためです。

 

そして、これらの窓にはカーテンを設ける必要がありません。

外部からの視線を遮断する必要が全くないからです。

となると、空から降ってくる光を遮るものがなくなり、

室内に眩いばかりの光を注ぎ続けてくれます。

 

また、その窓はカーテンをしなくていい上に、

ずっと開けておくことだって出来るようになります。

となると、外の空気とずっと触れられるようになります。

 

しかも、外周部の窓を小さくしているとお伝えしましたが、

風を入れる窓を小さくすることで

外部からの視線が気にならず、ずっと開けておきやすくなる上に、

入口(風を入れる窓)が小さく出口(中庭の窓)が大きくなることで、

風をより通しやすくなるのです。

すると、家の中を清々しい風がずっと走り抜けてくれるようになります。

 

プライバシー性にも優れた住まいになります。

外からの視線が全く気にならないわけですからね。

これこそ、リラックスして過ごしたいただくためには、

最も必要な要素ではないでしょうか?

おまけにカーテン代だって大幅にカットできますからね。

 

このように様々な機能性、暮らしやすさを追求し、

余計なものを削った先に、高いデザイン性の住まいができあがっていたというわけです。

 

見た目から受ける、

「あぁ、よくあるデザイナーズ住宅か」というイメージが

本当のところはどうなのか?を

あなたの目で実際にご覧になっていただければと思います。

 

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では、また。

 

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