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家づくりがなかなか進まない?

2022.4.8
お金・設計・仕様

「土地を買って、家づくりをしたいと考えているけれど、

思うような土地がなくて、なかなか家づくりが進まない・・・」

こんな風に思われている方も多いのではないでしょうか?

こんにちは。三協建設 堀内です。

思うような土地が見つからない・・と思いながらも

家を建てるのはまだ先だし、急いでいるわけでもないから・・と、

そのままなんとなく土地探しに時間を費やしている方も

もしかしたら多いのかもしれませんね。

 

家づくりの時期として「お子さんの小学校入学までに」と

考えていらっしゃる方が多いです。

 

しかし、気にしなくてはいけないのは、

家を建てる時期(=住宅ローンを借りる時期)ではなく、

住宅ローンを返済し終わる時期(=何歳で完済できるのか?)です。

※詳しくはこちら『住宅ローンのタイミングについて考える』のブログで。

 

「土地を買って家を建てたい」とお考えの場合、

この辺りに住みたいという、ご希望のエリアや、

こんな家に住みたいという、理想の家などの

ぼんやりとしたイメージをお持ちの方が多いと思います。

 

叶えたい希望・あきらめたくない希望があるけれど、

予算との折り合いがつかないから、なかなか前に進めない・・・。

 

もっと探したら、掘り出し物の土地が

出てくるんじゃないだろうか。

もっと探したら、予算の中で希望を全て叶えてくれる

住宅会社が見つかるんじゃないだろうか。

そんな風に堂々巡りを繰り返して、

疲れてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。

 

でも「家を建てるか、建てないか?」で迷われているのではなく、

「土地を買って家を建てたい」という部分が決まっているのでしたら

なんとなく・・で土地を探して、時間だけが過ぎていってしまうのは

とても【もったいないこと】だと思います。

今すぐに建てるわけではないから・・・と、

「時間」はたっぷりあるような気がしますよね。

しかし、時間もお金と同じく、限りがあります。

 

少し厳しい言い方になるかもしれませんが、

漠然とした住宅予算で、

これから先の生涯にわたっての住宅計画をたてないまま

なんとなく土地を探している時間というのは、

あなたの限りある時間を

ムダに使ってしまっているともいえるのです。

 

それは、例えば

小さなお子さんとゆっくりとお出かけする時間だったり。

夫婦二人だけでゆっくりと趣味を楽しむ時間だったり。

スキルアップのために新しいことをじっくりと学ぶ時間だったり。

そういったことのために使える時間だったかもしれません。

 

また、仮に1500万円の予算で土地を探していたとします。

なかなか見つからず、3年後に1500万円の土地を買ったとします。

「よかった~!時間をかけて探した甲斐があった!」

・・・と思われるかもしれません。

しかし、ここで忘れてはいけないことがあります。

 

それは、この3年間の間にも、家賃を払い続けていたという事実です。

8万円の家賃であれば3年間で288万円支払っていることになります。

それは、つまり3年前の時点で1788万円の土地を買っていたことと

同じことになるという事実は意外にも見過ごしがちです。

時間は目には見えませんし、どんどんと流れていってしまうので

なんとなく・・で進めていると、気づかないうちに、

大切な時間を無駄につかってしまうことになるのです。

 

「土地を買って、家づくりをしたいと考えているけれど、

思うような土地がなくて、なかなか家づくりが進まない・・・」

 

この場合に、この家づくりを進めていくための方法はたった一つです。

それは【家計設計と引き算による住宅資金計画を行うこと】です。

せっかく家を建てるのなら、叶えたいたくさんの希望があると思います。

しかし、どれだけたくさんの土地を見ても

不安がつきまとって、決断することができません。

それは、決断するための判断材料を何一つ持っていないからです。

 

まずは、あなたと家族のこれから先の将来の家計を見える化し、

あなたが生涯に使ってもよい住宅予算を算出します。

これは、これ以上は使ってはいけない住宅予算でもあります。

そのラインを明確にした上で、

引っ越しまでに必要なすべてのお金を引き算していき、

残ったお金が、土地と建物の予算になります。

 

いくらまでの土地を探さなくてはいけないのか。

その土地に建てる家はいくらまでの要望が叶えられるのか。

 

その根拠も、全て理解することで

一つ一つ前に進んでいくことができるのではないかと思います。

 

あなたの限りある大切な時間をムダに使わないためにも、

まずは【家計設計と引き算による住宅資金計画】を、

実施するところから始めてみてくださいね。

 

では、また。

 

 

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