土地は広ければ広い方がよい?
2022.2.4お金・設計・仕様
あなたが希望するエリアで、
少しでも価格を抑えながら土地を手に入れるためには、
まずは、土地に関する間違った常識を一旦リセットし、
正しい知識を身に付けないといけません。
例えば、土地はあなたが建てる家に対して
ちょうどいい広さがあれば充分なのですが、
多くの方が無駄に広く土地を買ってしまうか、
あるいは、買おうとしてしまいます。
そして結果的に、土地に余分なお金を使ってしまうことになります。
また、余ったスペースに余分な外構工事費用がかかってしまうことになります。
こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。
では、自分自身が建てる家にちょうどいい
土地の広さとは一体どれくらいなのでしょうか?
また、自分自身にとってちょうどいい家の広さは
一体どれくらいなのでしょうか?
多くの方が、平屋を建てるには
かなり広い土地が必要だと
思い込んでしまっていると思いますが、
実際は全くそんなことはありません。
この場合、土地の広さは55坪あれば、
形によっては50坪あれば充分だったりします。
仮に80坪や90坪もの土地を
購入してしまったとしたら、
30坪以上、余分な余白が出来てしまう
ということになりますよね?
となると、その土地の坪単価が25万円だとしたら、
750万円以上もの無駄な出費がかかることになります。
また、その余ったスペースの外構工事代も、
余分にかかることになります。
(全部コンクリートにするとなれば、100万円近くの費用がかかります)
さらには、土地を購入すれば、
固定資産税(地域によっては都市計画税も)が
かかるようになるのですが、広く購入すればするほど、
余分に納税し続けないといけなくなってしまいます。
庭の手入れだって
広くなればなるほど大変になるわけですしね・・・
せっかくマイホームを持つんだから、
家同様に少しでも広くしたいという願望を
誰しもがお持ちのことでしょう。
そして、そのゆったりとした庭で、
子どもたちを遊ばせたり・・
自転車の練習をさせたり・・
バーベキューをしたり・・
といった憧れをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、無駄に広く土地を買ってしまうことで、
これからの生活が苦しくなってしまうとしたら?
あるいは、子どもたちの教育資金を
捻出するのが苦しくなってしまうとしたら?
あるいは、老後に回すゆとりがなく、
老後安心して暮らすだけ資金が準備出来なくなるとしたら?
そんな本末転倒な話にならないようにするためにも、
土地についても建物についても
今までなんとなく持っていた常識を一旦リセットし
正しい知識を身につけて頂けたらと思います。
では、また。