三協建設株式会社

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見極めたい、コストをかける部分と省く部分

2022.1.31
お金・設計・仕様

引っ越しまでにかかる全ての費用を洗い出し、

逆算の資金計画をおこなった結果、

家にかけられる予算が思っていたより限られている・・と

思ったあなたは、「平屋」を建てることをオススメします。

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。

 

平屋を建てるにせよ、

2階建てを建てるにせよ、

限られた予算内では

それほど大きな家にはならないものです。

それであれば、平屋の方が

住みやすく維持費もかかりにくいですよね。

 

また平屋は、土地に占める家の割合が

2階建てよりも多いため、

外構工事の費用も抑えられます。

 

でもその反面、平屋の場合は

土地をかなり大きくしなければいけないのでは?と

考えてしまいますよね。

 

もちろん35坪の土地に建てる2階建てに比べると

広い土地が必要ですが、

やたらと広い土地を買う必要もなく、

50~60坪あれば平屋が可能になってきます。

 

とはいえ、この広さの土地で

平屋を建てるためには、

光やプライバシーを確保するための

工夫をしなければいけません。

 

近隣に家が建ち並ぶ密集地の場合、

隣との距離が近いため、

近隣の建物に光を遮断されやすく、

家の中が暗くなってしまいやすいし、

プライバシーが筒抜けになってしまうからです。

 

【平屋の「コストをかけるべきところ」】

 

家を明るく保つためには、

家の中に安定的に

光を届けてやらないといけません。

これにはカーテンをなくすのが一番効果的です。

また、直射日光を入れたい場所は、

カーテンをなくすことに加え、

近隣の建物から充分な距離をとらなくてはいけません。

 

この2点が、どんな場所でも、

平屋を建てる場合に必要なことなのですが、

この2点が実現出来れば、

同時にプライバシーの確保も出来るものの、

その分、どうしてもコストはかかってしまいます。

 

とはいえ、このコストは、

住みやすさの確保のためには、

絶対に必要なコストであり、

省くことはありえないので、

これを理由に、

家の予算が上がってしまわないように、

別のところでコストの調整をしていきます。

 

【平屋の「コストを省くポイント」】

 

では、どのようにして

コストを省いていけばいいのでしょうか?

 

その答えは、2階建てではなく、

平屋であることの中に隠されています。

全てがワンフロアであるということの中に、です。

 

例えば、一般的な2階建ての場合、

1階にリビングダイニングキッチンしかないと不便なため、

客間や子どものプレイルームを兼ねた

部屋をつくることが多いのですが、

平屋になると、これがいらなくなります。

 

子ども部屋が1階にあれば、

子ども部屋を客間と兼ねて使いやすいからです。

家に泊まるのは親御さんぐらいでしょうし、

それも子どもが小さいうちだけで、

子どもたちが小さいうちは、

あなたと一緒に寝ていて、

その部屋が空いているからです。

 

仮に、これだけで150万円〜200万円ほど

コストを圧縮出来るとしたらいかがでしょうか?

 

このような要素を幾つかピックアップし、

その中で、いる・いらない、を判断することで、

コストの調整を行っていけば、

決して平屋が高くなることはありません。

 

というわけなので、

思っていたより限られた予算内で家を建てなければいけないという方は、

ぜひ今回の内容を参考にしていただければと思います。

 

では、また。

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