いい夫婦の家づくり
2021.11.22暮らしを考える
今日は11月22日「いい夫婦の日」ですね。
少し照れくささは感じますが、
年を重ねるにつれ、いい夫婦でいることが
子どもにとっても、良いことだと
より強く感じるようになりました。
こんにちは。三協建設 堀内です。
私自身が家づくりに携わる中で、お伝えしていることとして
「夫婦を一番に考えた家づくり」をおすすめしています。
もちろん、家づくりのタイミングというのは人それぞれかと思います。
ご夫婦二人で暮らしていくための家づくり、
お子様はまだおらず、これから家族が増えることを想定した家づくり、
お子様がおり、家族という単位がご夫婦とお子様である家づくりでは、
イメージされる家が少し違っていると思います。
お子様がこれから生まれ、家族が増えることを想定した方の場合は
まずベースとして、夫婦二人の今の暮らしありきとなると思います。
その上で、将来子どもが生まれ・育ち・巣立っていくことを
想定しながらも、また夫婦二人の暮らしへ戻ることが
イメージしやすいのではないでしょうか。
一方、既にお子様がおられる方の場合は、
今がまさに子ども中心の暮らしとなっているため、
子どものことを最優先に考えた家づくりになりやすいように思います。
ここで、想定されている暮らしというのは
子どもを含めた家族が一緒に過ごすことが前提となっています。
これはつまり、子どもが小さい時期から
子どもが自宅から学校に通う時期を
イメージされているということです。
もちろん、家は家族が安心、安全で心豊かに暮らすための
空間でなければいけないことが大前提です。
目の前に小さなお子さんがいると、どうしても子ども優先となるのは
私も子育て中の身ですので、とてもよく分かります。
ただ、忘れてはならないのは、この家で暮らす家族の形態は
子どもの成長とともに変化していくという事実です。
子どもはいつか、巣立っていきます。
あなたがこれから建てようとする新居での暮らしを
仮に60年だと考えてみましょう。
夫と妻が一緒にいる時間は60年、
夫と妻と子どもが一緒にいる時間は
およそ25年くらいではないでしょうか。
そう考えると、家は「夫婦」という単位を大前提とし、
その中で子どもが心豊かに育ち、巣立っていく過程を見守り、
また「夫婦」の暮らしに戻っていく・・・
そんな家づくりが、生涯において幸せな家づくりと
言えるのではないかと私は考えています。
いつまでも、いい夫婦で、心豊かに末永く暮らせる家づくりを
していただければと思います。
では、また。