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スッキリとシンプルな空間にするための工夫

2021.11.19
お金・設計・仕様

室内空間を、スッキリシンプルであり、かつ開放感溢れる空間に見せるために、

SIMPLE NOTE(シンプルノート)では様々な工夫を凝らしています。

 

例えば一般的な家は、

ドアと天井との間に40〜50センチほどの垂れ壁がつくられるわけですが、

この垂れ壁が出来ないように

室内のドアの高さを天井の高さと同じサイズに合わせています。

 

ドアと天井との間に垂れ壁をつくった場合、

まず天井付近が薄暗くなってしまいます。

また、垂れ壁が視線を遮断してしまうので、仕切られた感が出てしまい、

その結果、なんとなく部屋が狭いような気がしてしまうし、

なぜか天井も低く感じてしまうようになります。

 

ですから、少しでも開放感が出るように、また少しでも室内が明るくなるように、

天井と同じ高さの室内ドアを標準採用しています。

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。

この工夫は明るく開放感溢れる空間を演出してくれるだけでなく、

ドアの枠がなくなることから、ドア枠の上に溜まったホコリを

いちいち掃除しなくて済むというメリットも同時にもたらしてくれますし、

開放感を演出するために、余分なコストをかけてまで

天井を高くしなくても済むというメリットも同時にもたらしてくれます。

 

つまり、掃除の手間カットと無駄なコストカットという

2つのメリットをもたらしてくれるということですね。

 

また、開放感溢れる空間を演出するために、

壁面には極力、余分な造作をしないようにすることも大切です。

 

壁面に余分な造作をしないことで、コストカットはもちろんのこと、

凸凹がなくなり直線的に空間が見えるようになるので、

よりスッキリ感のあるシンプルな空間が出来上がります。

 

壁をくり抜いてつくるニッチ(飾り棚)、

あるいは壁から突出して設置する棚板、

こういったものに、なにかを飾れば、見栄えがしますよね。

しかしながら、「なんとなく・・・」といった理由でやみくもにたくさん作れば、

ホコリが溜まる場所がどんどん増えることになるという現実も

しっかり理解しておくことも大切です。

つくる場合は、デメリットも理解した上で

本当に必要と思うものだけに絞られることをおススメします。

 

さらに、壁の直線を乱さないため

当たり前のように窓に取り付けられている窓枠も、

基本的には付けないようにしています。

 

これもスッキリ感を出すためには、欠かせない要素でもあるわけですが、

ドア枠同様に、枠の上に溜まるホコリがなくなるわけなので、

掃除の手間をカット出来るというメリットもあります。

 

そして、よりスッキリ感を出すために、

極力、カーテンをつけなくていいプランを

ご提案させていただくようにしています。

 

それこそ、カーテンをつければ、大きな物体が飛び出てくようになるので、

それだけで一気にゴチャゴチャするようになってしまうし、

カラーコーディネイトも複雑になってしまいますからね。

カーテンレールの上にもホコリは溜まるわけですし。

 

カーテンがなくなれば、驚くほど明るい光が室内に入ってくることになります。

また、窓が開けられるので、驚くほど風通しのいい家にもなります。

なにより、スッキリした住まいが出来上がります。

 

ここでご紹介させていただいた工夫はごく一部のことですが、

このように無駄なコストをかけることなく、いや逆にコストを削りつつ、

ちょっとした工夫を凝らすだけで、家が見違えるように美しくなるし、

開放感溢れる空間づくりが出来るようになります。

 

コストをかけ、どんどんプラスして、家を装飾していくスタイルと、

無駄なコストは出来るだけカットし、余分なモノは全てマイナスすることで、

洗練されたスッキリシンプルな空間をつくるスタイル。

 

あなたはどちらを望まれますか?

では、また。

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