年末調整の内容を理解していますか?
2021.11.15お金・設計・仕様
11月も中旬となり、会社によっては
そろそろ年末調整の書類を準備されているところも
あるのではないでしょうか?
こんにちは。三協建設 堀内です。
『家づくりにおいて、一番大切なのは「お金」です』
と、お金についての発信をしているのは
家を建てるのがゴールではなく、
あなたが建てた家で、生涯において
幸せに暮らしてほしい・・・
そのためには、「お金」について漠然としたイメージだけでなく
ご自身で考え、知り、戦略を立てていただきたいと
お伝えしています。
そんな中、あなた自身の「お金」について、
あなたがどの程度知っているかを確認するには
この年末調整はよいタイミングかもしれません。
あなたはこの年末調整の書類の
各種控除の欄について
どの程度、理解をされていますか?
この1年間に払った保険料がどの程度の金額だったのか。
あなたが税金をどの程度支払っているのか。
控除できるはずのものを、知らずにいないか。
例えば、老後に備えて月々積み立て貯金をしているあなたが
iDeCoと呼ばれる個人型確定拠出年金を利用することによって
掛金を全額、所得控除とすることができるようになり
節税効果がある・・・ということも
ご存じない方は結構いらっしゃるようです。
(iDeCoの掛金は、
所得控除の「小規模企業共済等掛金控除」にあたります。)
また、iDeCoは知っていても
「投資は怖いから・・・」と詳しく調べずに
敬遠されている場合もあるでしょう。
運用成果より安定性を重視したい場合は、
iDeCoの掛金の運用先として、
元本確保型の商品、つまり定期預金を
選ぶこともできるのです。
現在の預金金利の低さや、
インフレによってお金の価値が下がっていくことを考えると
時間を味方につけてお金を運用するという観点も必要となりますが、
どの程度のリスクをとることができるのかを十分に考えた上で
自分に合った商品を選択したいですね。
どんな場合においても、
誰にでもあてはまる「正解」というものはありません。
正しい情報を知り、
メリット・デメリットについてあなた自身がよく考え、
納得の上で選んだ方法が
その時点のあなたの「最適な解」になるのです。
これは、「お金」だけに言えることではありません。
「家づくり」においても、
その他の人生の様々な場面においても
言えることでしょう。
年に一度の年末調整の書類を記入する
このタイミングで、あなた自身の「お金」について、
あなたがどの程度知っているかを確認してみませんか?
漠然としたイメージだけでなく
あなたが、あなた自身の「お金」について
具体的に知ることへの第一歩となりますように。
では、また。