将来設計の大切さ
2021.5.14暮らしを考える
先日、愛知県一宮市にあるママルシェ一宮店さんにて
キッズマネースクールを開催しました。
子どもへの金銭教育に注目が集まっている今、
子ども達に「お金」について学んでもらいたい・・・
そんな思いでご参加くださる方も増えています。
こんにちは。三協建設 堀内です。
子ども向けのキッズマネースクールではありますが、
この中で、親御さん向けにおこづかいのあげ方など、
お子さんへの金銭教育についてお話をする時間があります。
キッズマネースクールの理念に
『日本中の子ども達の生き抜く力の育成に貢献する』というものがあります。
子ども達には、これからの厳しい時代を生き抜いていくための力を
身につけていって欲しいという想いが込められています。
でもこの想いは、キッズマネースクールの理念だけではなく
親である私たちの誰もが共通して持っているものではないでしょうか。
それを具体的にカタチにするための手段の一つとして
お子さんへの金銭教育についての考え方について
お伝えさせて頂いております。
その中でも大切にしているのが、「将来設計」の考え方です。
「将来設計」といわれても、なかなかなじみがなかったりしますよね。
今までの日本では、ありがたいことに
そこまで深く将来のことを考えずに生きていても
なんとかなっていた時代だったのかもしれません。
例えば、敷かれたレールに沿って
みんなが乗っている電車に乗っていれば安心・・・というような
イメージに似ているかもしれませんね。
でも海外を見てみると、一人一人が「将来設計」をしている国が多いです。
それは、保障がないから・・という側面もあるかもしれません。
決まったルートのない道を、自分で行き先を決め、
自ら車を運転していくようなイメージです。
そして、その内容をお子さんに伝えたりしているんですよね。
これは、子どもへの金銭教育の中でとても重要な位置を
占めているように思います。
これからの日本は、少子高齢化により
社会保障費の負担率もどんどん上がっていくでしょうし、
可処分所得が減っていっている不安な現実を
みなさんもニュースや情勢から
ひしひしと感じていらっしゃるのではないでしょうか。
親である私たち大人自身が、「将来設計」を行うことで
漠然としたお金の不安とキチンと向き合い、
その不安を具体的に解決する方法を知ることにより、
お金についての知識も深まっていきます。
それによって、より強く生き抜いていく力を
身につけることができると思うのです。
そして、親自身が実際に経験したことを
子ども達へ伝えていくことが
子ども達の生き抜く力につながっていくのではないでしょうか。
また、「将来設計」をすることはお金という面だけでなく、
暮らし、さらには人生を考えることにもなります。
これは、家づくりの場面でも大いに活かすことができるものになります。
これからの時代を、明るく生き抜いていくためにも
日本でもこの「将来設計」が日常の中に当たり前にあるように
なってくるといいなと思います。
次回のキッズマネースクールは6/20(日)の開催を予定しています。
ご興味のある方は、ぜひご参加くださいね。
では、また。