こどもに伝える、それって何のお金?
2020.12.18暮らしを考える
もうすぐクリスマスですね。
お子さんはもうサンタクロースに欲しいプレゼントを伝えられましたか?
うちの息子は今年はサンタさんに
「ニンテンドースイッチをお願いする!」と言っておりました。
こんにちは。三協建設 堀内です。
もうすでに、サンタさんがスイッチをプレゼントしてくれると信じており(笑)
今は毎日、スイッチで遊ぶためのゲームソフトを
あれやこれやと買いたい!と言っております。
今までは「買って!買って!」と言うばかりでしたが
おこづかい制度を導入し、少しずつお金について伝え始めたからか
自分のおこづかいからどうやって買おうか考えるようになりました。
子どものおこづかいは、
「つかうお金」
「ためるお金」
「ありがとうのお金」
に分けるように伝えています。
「つかうお金」は、普段欲しいものを
自分で買うためのお金。
「ためるお金」は、大きな金額のものを買うためだったり
なにか欲しいものができたときのために準備しておくお金。
今回のゲームソフトは、「ためるお金」で
少しずつ貯めたおこづかいで買いたいものになります。
「ゲームソフトが〇〇円で、今あるのが〇〇円だから・・・」
と、自分で計算していたのですが
どうやらこのままでは足りないことに気づいた様子。
「つかうお金」をつかわずに「ためるお金」へ入れていけば
貯まるスピードが速くなることにも気づき、
欲しいものを買うために、今、目の前のものを
ガマンするということも少し覚えたように思います。
また、お金のつかい方には
「投資」「消費」「浪費」
があることも伝えています。
こどもが欲しいというものについて
「それって何のお金だと思う?」と
質問したりしています。
そんな中、先日、
私が思いつきで買って帰った服のサイズが合わず
「失敗したな~」とボソっとつぶやいていたら
息子から「それって浪費の使い方やん!」と
ツッコまれる・・ということもありました。
(私自身、まだまだ成長途中です・・・)
我々が子ども時代のときには
(少なくとも私が子どものころには)
お金のつかい方について、
「投資」なのか「消費」なのか「浪費」なのか
ということを考えたことがなかったように思います。
子どもがずっと、親の庇護の下にある子どものままなら
わざわざ伝える必要のないことなのかもしれません。
しかし、子どもはいつか巣立っていきます。
これから先の厳しい時代を生き抜いていかなくてはいけない
子ども達にとって、お金について考えることは
避けては通れないことです。
「お金」について話すこと、考えることは
ついつい避けがちになってしまうものです。
大きな買い物である、「家」の購入の時でさえ
住宅ローンや資金計画の根拠があやふやなまま
進んでしまう人が多いように・・・。
でも子どもに伝えるためには、まずは大人が率先して
実践していかなければ、経験として伝えることができません。
いつかは巣立っていく子ども達がこれからの時代を
自分自身で生き抜いていくためにも。
子ども達が巣立った後に、
子どもに負担をかけることなく、
老後を自分自身の力で生きていくためにも。
今まで、避けてきた「お金」のこと、
見て見ぬフリをしてきたことを
今だからこそ、ちゃんと考えることから始めてみませんか?
では、また。