三協建設株式会社

ブログ

blog

老後への備え

2018.7.23
お金・設計・仕様

リバースモーゲージが普及の兆しを見せていますね。

名古屋市のウェブサイトでも

(詳しくはコチラ※名古屋市ウェブサイト

紹介されていました。

 

現役世代の所得低下や法改正などにより

老後資金が不足する高齢者が増加していることも影響しているようです。

iDeCoや、NISAの普及も

投資が富裕層だけのものではなく、

一般的な生活を送る上でも必要なものになってきた

という現れでもありますよね。

 

これからの時代、賃貸では厳しくなっていくでしょうし、

「持ち家にならざるをえない」

とも言われています。

 

あれ?なんだか、重苦しい雰囲気になってしまいましたか?

こんにちは。シンプルノート熱田スタジオ 堀内です。

 

日本の公的年金は

現役世代が負担する保険料を高齢者に分配する方式です。

少子高齢化に伴って

私たちの世代が老後を迎える頃には、

公的年金だけでは十分に暮らしていくことができない人が

増えると予測されています。

 

老後資金の確保のために、

こういった制度の充実を国が政策として

進めるのは、時代の流れなのでしょうね。

 

私自身も危機感はあり、

それなりの老後への準備をしております。

まず、私自身の準備の一つとしては

「マイホーム」を持っています。

つまり、この住宅ローンを支払い終われば、

将来の居住費はゼロ円ということになります。(維持費は別ですよ)

マイホームを持っていれば、

私自身にもしものことがあった時でも、

家族に資産を残すことが出来ます。

 

保険商品においても、保険の特徴である

“すぐには増えないが、中長期でジワジワ増えていく”

という特徴をうまく利用し、

掛け金以上の額が、将来受け取れる商品に加入しています。

 

そして、死亡保障をしっかりとカバーしつつ、

指定の年齢に到達すると、

一括受け取りか分割受け取りかのどちらかで

受け取ることが出来るようになっています。

 

また、iDeCoのように

定期預金・保険・投資信託といった金融商品で

自ら運用し、老後資金を貯蓄していっています。

 

このように、私個人としては、

今の生活を少し切り詰めてでも、

その分を老後への備えのために、

お金を回すようにしています。

 

「老後を見据えた家づくりをしましょう!」

な~んてお伝えすると、

20~30代の若い世代の方にとっては

「いやいや・・、まだまだ先の話だし・・」

と思われるかもしれません。

 

しかし、私は

家を建てる時には、

金銭面においても、

また間取りにおいても、

老後まで見据えた計画にすべきだと考えています。

生涯において、そのお金・その間取りをどう使うのか?

 

毎月の返済額を10,000円増やせば、

理想通りの条件の土地が購入出来るかもしれません。

さらに10,000円増やせば、

より理想に近づいた家を建てることが出来るかもしれません。

 

しかし、その20,000円をうまくカットし、

老後への備えに回すことが出来れば、

老後の生活だけでなく、

日々の暮らしにおいても

気持ちにゆとりが生まれることになります。

 

また、間取りにおいても、

年齢やライフスタイルが変化しても、

それに対応出来るのか?

お子さんが独立した後も、

あなたが年老いた時にも。

いつまでも暮らしやすい間取りなのか?

ということを、もっと真剣に突き詰めて考えるべきだと思います。

もちろん、それはコストを最小限に抑えた上で。

 

お金さえかければ、大きな家を建てることは出来ます。

そして、金利が低い現在は、住宅ローンも

多くの人が、希望するだけ借りることが出来るでしょう。

 

しかし、大きな家にすれば、

コストも高くなるし、固定資産税も高くなるし、光熱費だって高くなります。

なにより維持管理の手間が増えます。

さらに、老後は間違いなく部屋を持て余すことになるでしょう。

 

それならば、もっと突き詰めて考えて、

出来る限りコストを最小限に抑えつつも、

今も将来も、より豊かに暮らすことが出来る

住まいづくりを目指すべきではないでしょうか。

 

おそらく、これからは消費税も含め、

どんどん税負担が上がっていくでしょう。

介護保険料も上がるでしょう。

医療費などの負担率も上がっていくでしょう。

そして、少子高齢化により

年金として出せる財源がどんどん縮小していくでしょう。

 

そんな次の時代でも、

豊かに暮らしていけるようにするために、

どのような家づくりを行なうかということは、

とても重要な部分を占めているのではないでしょうか。

 

平成の時代もあとわずか。

次の時代は、ますます「今までの当たり前」が

通用しない時代になっていくのかもしれません。

 

でも。

だったら。

だからこそ。

 

「今までの当たり前」に縛られるコトなく、

頭を柔らかくして、新しい時代に

柔軟に対応していくことが

重要になってきます。

 

これから家づくりをされるあなたは、

今までとこれからの社会の流れも含め、

しっかり勉強していただき、

これから先の長い人生を

ずっと豊かに暮らすことが出来るような

家づくりを行なっていただければと思います。

 

では、また。

email資料請求・お問合せはお気軽に