現場監督って何をする人?
2020.8.31つくる会社として
「家は職人さんに建ててもらってください」と、お伝えしております。
※詳しくはこちらのブログにてお伝えしています▼
そして私自身は職人さんではなく、現場監督です。
じゃあ、現場監督って何をしているんでしょうか?
こんにちは。三協建設 堀内です。
家づくりには大工さんをはじめとした
様々な分野の専門家である職人さんが携わっている
と、お伝えしました。
〇〇ホームという住宅会社の社員だけで
あなたの家をつくりあげることはできないのです。
さらに、もっと言うと
職人さんの多くは
〇〇ホームさんの他にも
〇〇ハウスさん
〇〇工務店さん
〇〇建設さん
・・・といった様々な会社の仕事を
しているわけです。
と、いうことは。
中にはひょっとしたら同じ職人さんが
〇〇ホームさんの現場も
〇〇ハウスさんの現場も
携わっているということもありますよね。
でも、〇〇ホームさんの現場は
なんだか思っていた仕上りと違って
〇〇ハウスさんの現場は
思っていた通りの出来栄え!
な~んてこともあるかもしれません。
もちろん、プロフェッショナルですから
手抜きをするわけではありません。
それぞれの現場で最善の努力をしています。
では、同じ職人さんなのに
どうしてこういった違いがあるのでしょうか?
そこに大きく影響してくるのが
実は現場監督なのかもしれません。
現場監督は
それぞれの分野の専門家である職人さんたちをまとめて
1つの家をつくりあげる役割をもっています。
点と点を線で結ぶのが現場監督なのです。
野球で例えるなら
職人さんたちがそれぞれ
ホームランバッターだったり、
名ピッチャーだったり、
リリーフピッチャーだったり、
正捕手だったり、
俊足の選手だったり、
名遊撃手だったり・・・
とするなら、
現場監督は文字通り
監督の立ち位置になりますね。
現場監督と職人さんとの
信頼関係がとても大切なのです。
まず、職人さんはその道の専門家です。
図面の指示の元、持っている技術を最大限に出してよい家を目指します。
それぞれのお客様の家には
それぞれのお客様の思いがあります。
なぜ、それを選んだのか?
どうして、そこにそれをつけるのか?
でもその思いの部分までは、図面に載せることはできません。
もし、お客様つまりあなた自身が
現場で職人さんに指示を出せるとしたら
きっとその思いの部分まで伝わりますよね。
でも、現実的には無理です。
だから、そんなあなたの思いを
あなたに代わって、職人さんに伝え、
全員が同じ方向をみて家づくりをすることが
できるようにしているのが現場監督なんです。
職人さんは、自分の持つ技術が
お客様の望む家づくりのために
最大限に発揮でき、
その家をお客様が喜んでくれること
つまり、お客様の満足につながっていると確信できることが
最大の喜びであり、誇りでもあるのです。
職人さんは純粋でまっすぐで
良いものをつくることに誇りをもっています。
その技術をきちんと発揮できる環境を望んでいます。
その環境を整えるのは現場監督なのです。
だから昔から、
「よい現場監督の元にはよい職人さんが集まってくる」
と言われています。
よい現場監督とは
あなたの想いを感じ、職人さんに伝えたり、
職人さんの想いを感じ、あなたに伝えられたり、
そんな人をいうのではないでしょうか。
あなたも、私も、職人さんも
「安心、安全、快適で
心豊かに過ごせる空間・家をつくりたい」という
想いは一緒なのです。
だからこそ、みんなの想いを結び
同じ方向へ進めるよう示すのが、
現場監督の役割なのです。
なかなか表に出ることがないんですが
お客様の思いをカタチにするために
日々どんなふうに仕事をしているのか
「現場レポート」という形で、
今まさに毎日現場に出ている現場監督の一人である
カッシーに届けてもらうことにしました。
ぜひ見てみてくださいね!
では、また。