今のことだけを考えない家づくり
2020.7.22暮らしを考える
先日、SIMPLE NOTE(シンプルノート)の建築概念を構築した建築家・平尾卓氏を招いて
「失敗しない賢い家づくり勉強会」を開催いたしました。
こんにちは。三協建設 堀内です。
今までにもお伝えしている通り、
家は「生涯にわたって」のことを
考えて購入しなくてはならないのですが、
多くの人は「今」と「ちょっと先の未来」のことだけに
とらわれて家づくりを考えてしまっています。
本当にそれでいいの？と問いかけ続けている平尾氏の講演を
何度も聴いているのですが、毎回深く共感し
真っすぐな想いが胸に響きます。
勉強会の前後に、平尾氏とゆっくりと話をしていると
彼の人柄が見えてきます。
話の節々で、とても几帳面な方だということが分かります。
私自身は、どちらかというと大雑把な性格なのですが、
妻は私とは真逆なタイプで、とても几帳面なため
妻に似ているような気もします（笑）
さらに自分にも厳しく、自己管理を徹底していて、
新しいことを、新鮮な目で見つめ、それを吸収することで
なにか他の人のためになるのではないか？という角度から考える姿勢。
今のことだけを考えず、10年後、20年後を見据えて
今、何をしていこうか？と常に変化し、進化していくという姿勢。
こういった平尾氏の生き方自体が、
このシンプルノートという
固定概念にとらわれない家づくりを生み出したのか・・と
感慨深い思いになります。
家づくりで、「今」と「ちょっと先の未来」だけでなく
「生涯にわたって」のことを考えるという視点。
それは、ある1点に留まり続けないという視点でもあるように思います。
今のことだけを考えない家づくり。
生涯にわたって暮らすことを考える家づくりは、
人間は常に変化し、進化していくということを前提にした
住む人と共に成長していく家づくり
ともいえるのではないかな？とふと思ったのでした。
では、また。
