IoT住宅から考える時代の変化
2020.3.25暮らしを考える
「OK!Google」とスマートスピーカーに話しかけるのが
ちょっと恥ずかしい、三協建設 堀内です。こんにちは。
IoT住宅という言葉もだんだんと普及してきましたね。
IoTとは、Internet of Thingsの略で、
インターネットに様々なものを接続することを指します。
私自身は、IoT住宅を特に推すわけでもないのですが
お客様から質問されることも増えてきたので、
どんなものなのか実際に体験していただけるように
今回、モデルハウスに導入してみました。
その設定の時の様子を
先日、スタッフもブログでお伝えしていましたが(スタッフブログはこちら)
実は、来ていただいたメーカーさんですら、設定に手間取るほどでした。
以前なら、取り扱い説明書・設定説明書といったものは
紙面で準備されていましたが、
システムはどんどんと新しいものへと更新されていくため、
紙で準備してしまうと、すぐに古い情報となってしまいます。
そのため、設定方法のマニュアルは
ダウンロード方式となっているんだそうです。
さらに、接続する機器の設定はそれぞれ異なっていて
それぞれにアップデートされていっており、
どこかがうまくかみ合わないと、エラーとなってしまいます。
エラーの原因を突き止めるのも、大変な作業のようでした。
メーカーさんから設定方法を教えてもらうのはスタッフに任せて、
私はその様子を見ていたのですが、
人間がつくったものが、人間を追い越す日も近いのかもしれないな~
と、しみじみと思いました。
また、時代の変化のスピードが加速しているということを
目の当たりにしたことにより、
私たちの親世代が、スマホに対応するのに
抵抗を感じたり、時間がかかったりするのが
自分のこととして分かるような気もしました。
さて、実際にIoTを導入してみて
声で照明やエアコンがつけれたり、カギがかけれたり
音楽を流せたり、温度が知れたりと
やはり便利だな~と身をもって感じております。
「OK!Google」と話しかけることへの抵抗感は多少残っておりますが・・・
きっとその抵抗感も時間と共になくなっていくのかなと思います。
音声コマンドが違うと通じなかったりすることもあり
人間相手に話すのとは違い、戸惑う部分もありますが
こういった部分もこれからどんどん改良されて、
使い勝手もよくなっていくことでしょう。
新しいものには、ついつい抵抗感を感じてしまったり
無意識に避けようとしてしまいがちですが、
食わず嫌いではなく、何事もまずは試してみることも大切ですね。
これからの時代は、
今までになかったものも取り入れながら、
自分も柔軟に変化し、
さらに、自分にしかできないことを考えていかなくてはならないな~と
あらためて思った出来事でした。
では、また。