こんな思いで家づくりをしています
2019.12.23暮らしを考える
先日、SIMPLE NOTE(シンプルノート)の建築概念を構築した
建築家・平尾卓氏を招いて
「失敗しない賢い家づくり勉強会」を開催いたしました。
こんにちは。三協建設 堀内です。
私自身はこの平尾氏の話を何度も聴いているのですが、
それでもやはり毎回深く共感しながら聴いてしまいます。
平尾氏が訴えている多くの問題点は
私自身が長年にわたって
現場監督として家づくりに携わってきた中で
たくさん目にしてきた内容だからです。
世の中にある、ほとんどのモノは
今、必要なものを選んで購入しています。
「今」のことだけを考えればよい、期間を限定した消費です。
暮らしが変化して、合わなくなったときに
買い替えることができるモノばかりだからです。
身の回りのもの、服も、靴も、車も・・・。
でも、唯一例外があります。
それが、家です。
家だけは「生涯にわたって」のことを
考えて購入しなくてはならないのですが、
実は多くの人は「今」と「ちょっと先の未来」のことだけに
とらわれて家づくりを考えているのです。
どういうことなのか?
現場の人間として、家を建てた後の方から受ける相談は
「家を建てること」と「家で暮らしていくこと」の
ギャップによるものが多くを占めます。
「素敵な家を建てたい!」
「こんな間取りで、こんな部屋を作って・・」と、
家を建てた時点ではあなたの思う通りの
満足のいくものだったことでしょう。
しかし、いつまでも変わらないものなんてありません。
時代はどんどん変化していきます。
数十年前に、一家に一台の固定電話だったのが
一人一台スマホを持つような今を誰が想像していたでしょう。
今、体力の衰えなんて無縁のように思う20代・30代のあなたにも
必ず、老化はやってきます。
永遠に今のままであるはずはないのです。
暮らしが変化したとしても、それに対応できる家づくりを
考えなくてはならないのではないでしょうか。
「みんなが欲しいと思う素敵な家」と
「あなたが生涯において幸せに暮らす家」は違うということに
気付いていただきたいのです。
家をつくる側の人間だからこそ
経験してきたこと、みなさまから頂いたご相談を
無駄にはしたくないのです。
これから家をつくる人には一人でも多くの方に
「生涯において幸せに暮らすための家」をつくるためには
どうしたらいいのか?
そんな考え方の家づくりをしていただきたいと願っております。
そのためには
家を建てるあなた自身に知ってもらわなくてはいけません。
家づくりの本当のコトを。
家を建てるあなた自身に考えてもらわなくてはいけません。
今や少し先の未来だけでなく、もっと先の未来のコトも。
まず「知り」そして、「考える」キッカケになる勉強会を開催しております。
詳しくはコチラ
では、また。