三協建設株式会社

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働くってどういうこと?

2019.10.25
つくる会社として

あなたが子どもの頃、

大人になったら何になりたいと思っていましたか?

 

2018年度『将来なりたい職業』ランキングによると

男子児童1位:野球選手・監督など 2位:サッカー選手・監督など 3位:医師

女子児童1位:パティシエール 2位:看護師 3位:医師

という結果が出たようです。

 

※日本FP協会が全国の小学生を対象に「将来の夢」をテーマにした「小学生『夢をかなえる』作文コンクール」を実施し

このコンクールの応募作品に書かれた「将来なりたい職業」の結果を集計したもの

 

こんにちは。三協建設 堀内です。

「将来は職人さんになりたい!」

そんな風に思っているお子さんは

どのくらいいるでしょうか。

こういった「なりたい職業ランキング」を目にすると

職人さんにスポットライトが当たっていない現実を

まざまざと感じるのです。

 

先日の関東を襲った台風による大きな被害、

まだまだ復旧は進んでいないところも多いようです。

その一因に、職人不足が挙げられます。

 

一言で職人さんといっても

直接的に関わっている方以外は

イメージがわきにくいかもしれません。

 

たとえば、

これから夢のマイホームをお考えのあなたが

〇〇ホームさんと契約したとします。

あなたは〇〇ホームさんの社員さんが

家を建ててくれるようなイメージをお持ちではないでしょうか?

 

でも、実はあなたが契約した〇〇ホームさんの

社員さんがその家を建てるワケではないんです。

 

家づくりには様々な分野の職人さんが

携わっています。

 

家づくりの職人さんというと真っ先に大工さんを

思い浮かべるのではないでしょうか。

もちろん、大工さんの技術の高さは

家づくりに大きく影響します。

 

ただ、大工さんの他にも

例えば・・・

・左官屋さん

・瓦屋さん

・足場屋さん

・基礎屋さん

・板金屋さん

・外壁屋さん

・樋屋さん

・サッシ屋さん

・防蟻屋さん

・防水屋さん

・クロス屋さん

・塗装屋さん

・断熱屋さん

・建材屋さん

・建具屋さん

・材木屋さん

・家具屋さん

・住宅設備屋さん

・電気屋さん

・水道屋さん

・ガス屋さん

・クリーニング屋さん ・・・などなど

 

多くの専門家が集まって

1つの家をつくっているのです。

 

そして、あなたの家をつくりあげるために

こういったその分野の専門家たちを

まとめているのが現場監督なのです。

 

〇〇ホームと呼ばれるような、住宅会社は

大きく分けて3つのパターンに分かれます。

 

①営業マンがいる会社

②営業マン+現場監督がいる会社

③営業マン+現場監督+自社の大工さんがいる会社

 

どの場合も、住宅会社だけでは

あなたの家をつくりあげることはできないのです。

家づくりに必要不可欠なのは職人さんなのです。

 

だから、台風をはじめとする

大きな災害を受けた時、

ほとんどの住宅会社ができるのは

一時的な対応までなのです。

ブルーシートなどで仮の復旧対応をすることはできても

根本的に修復することができるのは

一人一人の職人さんなのです。

 

職人さんって聞くとあなたは

どんなイメージを思い浮かべますか?

 

「なんだか、こわそう・・・」

「近寄りがたい感じ?」

 

そんなイメージをお持ちの方も

いらっしゃるかもしれませんね。

 

私は現場監督として

約20年間、この業界に携わってきました。

 

その間、数多くの様々な職人さんと

コミュニケーションをとり、

時にはぶつかり、時には笑い、

そして完成した建物に対して

職人さんと共に達成感を味わい、

感動をし、過ごしてきました。

 

ずっと、職人さんたちを間近で見てきたからこそ感じるコト。

そして、あなたに知って欲しいコト。

 

それは

多くの職人さんは

口下手かもしれませんが、

純粋で、真っ直ぐで、

自分の仕事にプライドを持っていて、

真に働く喜びを知っています。

優しさとあたたかさを持っています。

 

そして、何よりも

家づくりにおいて、住む人の立場になって

精一杯努力しようと考えている職人さんが

ほとんどだ、ということなのです。

 

私は、職人さんの技術や想いを守りたいし

その職人さんの熱い想いを

もっと多くの人に知ってもらいたいのです。

 

職人さんの技術は

継承されていきます。

今まで、継承されてきたように

これからも。

 

ご存じでしたか?

世界最古の現存企業は日本にあるということを。

大阪にある金剛組さんは

飛鳥時代、西暦578年に創業されたそうです。

1400年以上も職人さんの技は

受け継がれていっているのです。

 

 

暮らしに必要不可欠なのに、

スポットライトが当たっていない仕事は

実はたくさんあります。

 

働くって、一体どういうことなのでしょう。

私は、自分の仕事が

誰かの笑顔につながっていると

実感できることなのではないかと思うのです。

 

「真剣に働く大人って、かっこいい!!」

子ども達にそう思ってもらえるように、

子どものうちから、「はたらくってどういうことだろう」と

自然に考えられる環境を提供できたら・・・。

 

その第一歩となるようなイベントを開催いたします。

『11 月17 日(日)開催 キッズマネースクール
はたらくってな~に?おみせやさんごっこで楽しく学ぼう』

 

ご興味のある方はご参加ください。

 

では、また。

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