こどもにお金の説明できますか?
2019.10.7暮らしを考える
「家づくりで一番大切なことはお金です」
と、なんだか現実味のある話をいつもお伝えしている
三協建設 堀内です。こんにちは。
「モデルハウスを見に行く前に自分自身の
資金計画を考えてください。」
とか、
「家を建てた後の暮らしが苦しくなるような住宅ローンを
組まないようにしてください。」
とか。
家を建てるのがゴールではなく、
あなたが建てた家で、生涯において
幸せに暮らしてほしい・・・という思いから
お金について、まず最初にお伝えさせていただいています。
住宅ローンについても、そうなのですが
お金について、“なんとなく“という
漠然としたイメージしか持たないまま
根拠を持たずに住宅予算を組む方が
一般的にとても多いような気がしていました。
アメリカでは
「アメリカ人はすべからく経済教育を受ける
権利と義務がある」
と、教育法で制定されていて
学校ではカリキュラムに
投資の授業が含まれているそうです。
イギリスでは
中学校で経済や金融の教育を
受けるそうです。
私たちが住む日本では
学校の授業でお金について
学ぶことはほとんどないですよね。
あなたは、お子さんに対して
お金について詳しく説明をすることができますか?
世界的な格付け機関の
スタンダード&プアーズ(S&P)が
2015年に発表した
グローバルファイナンシャルリテラシー調査によると
お金の知識や活用能力が
日本は先進国の中でワースト2位だったそうです。
日本に住む私たちが持つ
お金についての知識や理解って、
実は他の国に比べて低いものだったという事実。
それは、
✔お金の勉強をしてこなかったから。
✔お金について話す機会がなかったから。
でも、このまま何も知らないままで
いいのでしょうか。
時代は大きく変わってきました。
銀行に預けておいても、低金利の今は
ほとんどお金は増えません。
インフレになっていけば、逆に
預けておいたお金の価値が
下がってしまうようなことも起こるのです。
身近なところでは、消費税増税により
9月までは108円で買えていたものが
10月からは110円出さないと買えなくなっていますよね。
社会保障制度もこれから
どんどん変わっていくかもしれません。
わたしたちの老後の生活は
今までの日本の老後とは
大きく様変わりしていることでしょう。
生きていく上で、
お金について考えていくことは
避けては通れないことなのです。
長い人生において
ずっと付き合っていかなくてはいけない
お金と向き合うことを
ずっと避けていくワケにはいけないのです。
家づくりを通して出会うお客様(大人)だけでなく
これからの時代をつくる子ども達にこそ
お金のことを知り、自分で考え・選び取ることが
必要になってくるのではないだろうか?
そんな機会を提供できれば・・・
こういった思いから、お子さんに向けての
お金の勉強会の開催を考えております。
『11月17日(日)開催 キッズマネースクール
はたらくってな~に?おみせやさんごっこで楽しく学ぼう』
ご興味のある方はぜひご参加ください。
では、また。