連休で家を留守にするとき
2019.8.9お金・設計・仕様
三協建設では、8月10日~8月15日の間を
夏季休業とさせていただきます。
この期間中に頂いたお問い合わせは
8月16日以降に順次お返事させていただきますので、ご了承ください。
お盆休みですね。
この連休で、どこかへ出かけられる計画はありますか?
こんにちは。三協建設 堀内です。
空き巣が多いと言われるこの愛知県ですから
長期連休などは、特に注意が必要ですよね。
IoT家電も進化しているようで
夜に不在と悟られないような照明を
遠隔操作で行うことができるものが
後付け製品でもあるようです。
気になる方は検索してみてくださいね。
さて、家づくりの段階で
「狙われにくい家」にする
という防犯の考え方があります。
狙われない家にする・・・
具体的な一番の防犯対策は、
「生活習慣を悟られないこと」です。
一昔前の突発的な侵入犯罪と違い、
現代の侵入犯罪の中心は計画的犯行です。
公園や車の中からターゲットとする家の調査をし、
何人家族なのか、
いつのタイミングで家の中が無人になるのか、
部屋の間取りがどうなっているのか、
などなどを念入りに調べます。
犯罪者はとにかく安全に、
短時間で目的を果たしたいと考えています。
家族構成を、洗濯物や自転車の数などで確認します。
そして生活スタイルを見て、
家の中が空になる時間帯を見定めるのです。
一秒でも無駄な時間をかけないよう、
間取りを事前に把握しておく必要があります。
リビングから入り、
最短で夫婦の寝室へ・・・。
そのために建物の外観を見て、
窓の位置などから家の間取りを確認するのです。
では、家族構成や生活習慣を悟られないためには、
どんな家にしたらよいのでしょうか。
まず、家族構成を悟られないよう、
洗濯物は外から見えない場所に干すことです。
例えば中庭に洗濯物を干せば、
日当たりはよいけれど、外からは一切見えないので安心です。
そして、侵入しやすい窓を作らないことです。
いくらプロの犯罪者でも
頑丈な玄関を壊して侵入するのは簡単なことではありません。
外から見て、侵入しやすいような大きな窓が無ければ、
そもそもターゲットとすることをあきらめるでしょう。
建物の外観から
間取りが分かりにくいようにすることも必要です。
外観を見ると窓の位置や大きさ、換気口などから
どんな間取りなのか想像がつくのです。
外観に壁面を増やすことで、家が頑丈になるだけでなく、
室内の間取りが想像できないというメリットがあります。
外から見て、間取りが分からない家は、狙いづらいものなのです。
安心・安全は「当たり前」ではないということを、
侵入犯罪が起こるかもしれない・・・という可能性を
決して忘れないで、家づくりをしてくださいね。
では、また。