家を建てた後に継続的に必要な費用
2019.6.12お金・設計・仕様
今、賃貸アパートや社宅にお住まいの方の中には
もしかしたら、今の家賃と住宅ローンの月々の支払い金額を
比べている方もいらっしゃるかもしれません。
家を建てると、“固定資産税”・“都市計画税”という税金と、
家を長持ちさせるために必要な“メンテナンス費用”という、
賃貸では必要のなかったお金が必要となってきます。
こんにちは。シンプルノート熱田スタジオ/一宮スタジオ 堀内です。
まず、税金について。
固定資産税は、土地、建物のそれぞれにかかってくる税金で、
土地、建物それぞれの評価額の1.4%が標準税率です。
建物が建つと、200㎡(約60坪)までの土地は、
更地の状態の時の6分の1の評価額に課税され、
200㎡を超える土地は3分の1の評価に課税されることになります。
ちなみに新築住宅に関しては、
当初3年間(長期優良住宅は5年間)は、
建物の床面積の120㎡までの部分について税額が2分の1に軽減されます。
都市計画税は、市街化区域にある
土地、建物にかかってくる税金で
制限税率0.3%の範囲内で
市町村によって税率を決めるものとなります。
(名古屋市では0.3%ですね。)
お住まいの市町村によってや、市街化調整区域においては
課税されない税金ですね。
毎年払うものになるので、
この支払税額を12ヶ月に分割した費用も計算して、
できれば毎月積み立てておいた方がよいかもしれません。
そして、もう一つの費用はメンテナンス費用です。
新築時にメンテナンス費用と聞いても
あまりイメージできないかもしれません。
家の景観や室内を美しく保つために、
また消耗する部分について定期的にメンテナンスすることにより、
長く安心して暮らせる家とするために
こちらも出来れば毎月積み立てしていくことをオススメします。
この他に、もし家づくりにおいて
家族の暮らしが最大値になる期間※に
(※詳しくはコチラのブログをご覧ください)
フォーカスして間取りをつくった場合、
老後の生活スタイルに合わせて
増築や減築工事をしなくてはいけないとなると
さらにその分の大型リフォームの費用も捻出しなくてはならなくなる
と、いうことも合わせて頭の片隅に置いておいていただければと思います。
賃貸生活では必要のなかった費用ですので
ついつい失念しがちなのですが、
家を建てるとこういった費用がかかるということも
しっかり把握した上で、
家づくりの資金計画に反映していただければと思います。
どのくらいかかるのか、
どうやって資金計画に反映したらいいのか
などご不安な場合は
ライフシミュレーションを実施して具体的な
金額を算出するお手伝いをさせていただいております。
お気軽にご相談ください。
では、また。