初めての場所へ行く時に迷子にならないために
2019.4.5お金・設計・仕様
突然ですが、
初めての場所へ行くのって得意ですか？
こんにちは。三協建設 堀内です。
目的地が知っている場所や
行ったことがある場所なら
行き方が分かりますよね。
所要時間や
たどり着くまでの道すじを
あらかじめ把握しておけたら、
不安も少なくなるでしょう。
大きな目印が遠くから見えるようであれば
そこをめざして行けばよいですよね。
出発する時に
ゴール地点が明確なのかどうなのか？は
とても重要なポイントです。
これと同じようなことが
家づくりでも言えます。
おそらく多くの方は
家づくりは初めての経験ではないでしょうか。
つまり、初めての場所へ行くために
出発する時と同じです。
「〇〇〇〇万円までは住宅ローンが借りられるから」とか
「月々の住宅ローン支払いが〇万円だから」とか
漠然としたイメージだけで予算を決めた場合には
不確定要素が把握しきれません。
将来像がぼんやりとしていると
どこかで不安な気持ちを抱えたままで
家づくりを進めることになってしまいます。
ショールームをたくさん巡って、
もっとグレードの高いものに変更したくなった・・・。
他の家を見て、取り入れたいものが出てきた・・・。
プラス〇万円くらいなら、大丈夫かな？
この曲がり角を右に曲がった方がいいのかな？
左に曲がった方がいいのかな？
ゴールがどちらの方角なのかあやふやです。
霧の中で、目の前に見えるものだけを
比較検討しなくてはいけないような状況です。
迷子になってしまいそうですよね・・。
では、「生涯において使ってもよい住宅予算」を
明確にした後ならどうでしょう。
家の本当の値段を知り、
引越しまでの予算計画をして、
さらに住み始めてからのメンテナンス等に
必要な金額をしっかりと把握していたら・・・。
プラス〇万円・・・
この先に必要となる〇〇や
〇〇や〇〇。
それでも必要なのかどうなのか？
これから進む道の距離や道すじが
ハッキリと見通せている状況です。
ゴールの方角も、ゴールまでの距離も
数値として把握していれば
一つ一つの決断を確信をもって
行っていけるのではないでしょうか。
家づくりのゴールは
「家を建てる」ことではありません。
その家で生涯において幸せに「暮らしていく」ことです。
初めての場所へ行く時には
ゴール地点までの道のりをまず確認して、
迷子にならないように気を付けてくださいね。
では、また。
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