三協建設株式会社

ブログ

blog

大きい方がカッコイイ?

2019.4.1
お金・設計・仕様

先日、5歳の息子とこんな会話をしました。

私「〇〇は大きくなったら何になりたい?」

 

息子「お父さんみたいにおうちをつくる人になりたい!

あ、でもお父さんって三階建ての家はつくれないんでしょ?

ぼくは三階建ての家をつくりたい~!」

 

私「お父さん、三階建ての家もつくれるよ・・・。」

 

息子「え~?すごいね~!!

おうちが二階建てだから

できないんだと思ってたぁ~!」

 

 

 

こんにちは。

なぜか息子に三階建ての家はつくれないと

思われていた(笑)三協建設 堀内です。

 

子どもって大きなものや

強いものに憧れますよね。

スーパー戦隊シリーズでも

毎回、巨大な戦隊ロボが登場します。

 

でも、その憧れの気持ちを持っているのは

子どもだけでしょうか?

 

わたしたち大人の中にも

「大きなもの=立派なもの、良いもの」という

漠然としたイメージはないでしょうか?

 

世間一般的には、

大きな家=立派な家という

固定概念があるように思われます。

 

ただ、あなたが家の予算を抑えたいと考えたとき

「家の面積を小さくすること」は

最も容易で有効な手段です。

 

しかし、いくら頭では理解していたとしても

あなたの深い部分で

それを阻んでいる気持ちというのは、

もしかしたら

「小さい」ということに対する

ネガティブな感情なのかもしれません。

 

「家を小さくする=我慢しなければいけない」

というイメージがなんとなくありませんか?

 

また、「LDK以外に和室・寝室・子供部屋を人数分」という

いわゆる「〇LDK」といった間取りの概念が

浸透しているのではないでしょうか。

 

 

たしかに、単純に家を小さくしただけの場合

生活のスペースが上下階に分かれてしまう上に

必要なところに必要な部屋や収納がとれなくなってしまい、

非常に使い勝手が悪くなってしまいます。

 

また、

部屋数を保ったままで、

部屋の広さを小さくしたり、収納を削ったりすれば、

ただ狭いだけの暮らしにくい家になってしまいます。

 

となると、

家を小さくする場合において重要なのは

「同時に暮らしやすさを向上させながら」

ということになります。

 

✔ 小さくても明るく、風通しがよく、自然を感じられる。

✔ 収納が必要な場所に十分ある。

✔ 家事の負担が大幅に軽減できるくらい、家事動線に優れている。

✔ 狭苦しくなく開放的で快適に過ごすことのできるリビングがある。

✔ 周囲の目を気にすることなくリラックスできる。

 

暮らす上で大切な要素を取り入れ

無駄な要素を省いていくことによって

こういったことが実現できるとしたら・・・

 

果たして本当に

「大きな方が、多い方が “良い”」

と言い切れるのでしょうか?

 

あなたが、この漠然とした

イメージから解き放たれた時、

それは贅沢なのに無駄のない

コストパフォーマンスにも

暮らしやすさにも優れた家づくりへ

1歩近づいた瞬間なのかもしれません。

 

広さもコストも背伸びしていない、

あなたにとって“ちょうどいい”住まいづくりを

ぜひ、実現していただければと思います。

 

では、また。

email資料請求・お問合せはお気軽に