そろそろ家が欲しいと思ったら①
2019.3.20お金・設計・仕様
寒かった冬も終わりを告げ、
明日は春分の日ですね。
こんにちは。
三協建設 堀内です。
さて、春と言えば始まりの季節。
寒さに縮こまっていた身体も軽やかになり
色々と動き出したくなる時期でもありますね。
様々な環境の変化もあるかもしれません。
そんな中で
「そろそろ家が欲しいな~」
と思うようになった方もいらっしゃるかもしれませんね。
以前にもお伝えした内容ですが
最近このブログにたどりついてくださった方に向けて
あらためてお伝えしたいと思います。
漠然とマイホームと言っても
様々な要素が複雑に絡み合っています。
「家づくりで一番大切なコトは?」
という質問にあなたなら何と答えますか?
「収納量が多いこと」
「好みのデザイン」
「家事がラクな間取り」
「建てる場所」
他にも色々な答えがあるかもしれませんね。
私の答えは
「お金です。」
・・・一気に現実に引き戻されるような
答えかもしれません。
まだなんとなく「そろそろ家が欲しいな~」と
ぼんやり思っているような状態なのに、
いきなりお金の話?!と
げんなりする方もいらっしゃるかもしれません。
せっかくの
一生に一度かもしれない
大きな買い物なのに・・・。
そうですね。
きっと、他の住宅会社さんは
もっとワクワクする内容
たとえば、夢の間取りの提案や、
モデルハウスを使って、いかに素敵な生活が送れるか
といったことから、あなたにお話しをするでしょう。
でも、私はあえて、
家づくりで一番大切な「お金」のコトを
最初にお話しさせていただきます。
一生に一度かもしれない、
大きな買い物だからこそです。
具体的に家づくりを進めていこうと思った時、
まず何から始めるかによって
家づくりの結果が大きく異なってくるのです。
土地探しから家づくりをスタートする場合なら、
なおさらに。
例えば、まだなんとなくぼんやりと
「そろそろ家が欲しいな~」と考えているあなたが
とりあえず家を見に行ってみようと、
住宅展示場を回ったり現場見学会に参加したとしましょう。
素敵な家だな~と惹かれて
そこでスタッフの人に土地がないことを伝えると、
「不動産屋さんで土地を探してきてください」と言われたり、
土地の資料をたくさん持ってきてくれたり、
「今、オススメの良い土地があるんですよ」
と、紹介してくれたりするかもしれません。
でも、いきなり土地を探してしまうと
自分に見合っていないような
高額な土地を買ってしまったり、
不必要なほどの広い土地を買ってしまい
土地代に費用がかさんでしまったりと、
土地に予算を使い過ぎてしまう可能性が高くなります。
あなたの予算には限りがあるのにもかかわらず・・です。
そうなると家に予算が回せなくなってしまうことで、
思い描くような家が建てられなくなってしまったり、
あるいは、家も妥協出来なかった場合には、
オーバーしてしまった予算が
住宅ローンにのしかかってくることになってしまいます。
つまり、家を建てた後の暮らしに
大きく響いてくることになってしまうのです。
家づくりを考え始めたら、
まず、家づくりで一番大切なコト=「お金」のコトを
一番最初に考えておかなければいけないのです。
「お金」のコト、
つまり「資金計画」から
始めなければいけないということですね。
でも、この「資金計画」
本当の意味で理解している人って
残念ながら、実は少ない気がします。
住宅会社の人に年収を伝えて、
住宅ローンをいくらまで借りられるか
月々の支払いがいくらになるのか
ってことではありませんよ?
「資金計画」って、本当はどういうことなのか。
続きは、次回。
では、また。