家の予算配分で失敗しないために
2019.2.18お金・設計・仕様
家づくりで一番大切なことは
「お金」です。
一番最初に考えなくてはいけないことは
「資金計画」です。
あまり、キャッチーでもありませんし、
キラキラしてもいない、
どちらかというとちょっと現実的なワードを
何度も繰り返しお伝えさせて頂いております。
こんにちは。シンプルノート熱田スタジオ 堀内です。
家づくりで失敗をしないためには、
必ず一番最初に資金計画を
行なうようにしなければいけません。
その資金計画において最初に行う作業は
あなたが『生涯においてつかってもよい住宅予算』を
算出し、把握すること。
そして、続いて行う作業は
その予算を『本当の家の値段』を元に、
項目別に配分していくことです。
では、なぜ最初にこの2つの作業を行なうのでしょうか。
家づくりでは、多くの方が
土地選びや家づくりにおいて
自分自身の理想を追求した場合は、
ほぼ間違いなく！適正な予算を
大幅に超えてしまうからです。
もちろん、住みたいエリアや
住みたい家によって、
個人差はあるとは思いますが
いいな～と思う選択肢は
知れば知るほど、
見れば見るほど、
どんどん出てきます。
つまり、一番最初に
あなた自身が
根拠を持った現実的な予算を
把握しておかないと
「買うべきではない土地」を買ってしまったり、
「建てるべきではない家」を建ててしまう可能性が
上がってしまうということなのです。
最初に根拠を持った資金計画をすることによって
これからの家づくりの過程において、
予算と希望のバランスに頭を悩ますことはあるものの、
大幅に予算をオーバーしてしまい、
建てた後に頭を悩ますような
最悪の事態は回避することが出来るのです。
「生涯においてつかってもよい住宅予算」は、
あなたの家計とライフプランを元に算出しますので
あなた自身が、無理のないラインさえ
しっかり把握していれば、
それほど大きくズレるものではないでしょう。
しかし、各項目への予算配分においては、
住宅会社がどのような家を提供するのかによって、
誤差が生じてくるようになる部分となります。
提供する家が持つ特徴によって、
『土地』『家』『庭』の3つの項目に
費やすべき予算が大きく違ってくることになるのです。
例えばSIMPLE NOTE(シンプルノート)は、
家のコストを少しでもカット出来るような
ご提案が詰まった家となります。
でも。
ただ単にコストを重視しただけの
現実的には非常に住みにくいローコスト住宅ではなく。
より暮らしやすくなるために
必要な要素は全て盛り込んだ上で、
必要最小限の広さの家で
仕上がるように設計することで、
コストカットを図っていくようにするのです。
具体的には、
1階を最大限に大きく作り、
2階を必要最小限に抑え、
（敷地が許すならば平屋を
ご提案させていただきます）
1階に収納と部屋をより多く作ることを前提とした
間取り提案となるのですが、
これにより
無駄なスペースをカットしながら、
より暮らしやすい家となります。
1階が暮らしの中心となるのは、
今も、近い未来も、遠い将来も
変わらないことです。
1階に部屋や収納が多くあれば、
年齢やライフスタイルの変化とともに
家の中で住み替えが簡単にできます。
将来使わなくなるような
無駄な部屋を作る必要もなくなります。
その結果、
必要最小限の面積で家を建てることができ、
初期コストもカットでき、
ランニングコストもカットでき、
そして掃除の手間さえもカットすることだって
できるわけなのです。
さらに、SIMPLE NOTE（シンプルノート）の
特徴として、プライバシーと防犯性という点も
重要視したプランであるということがあります。
この2つの点に配慮することは、
明るさ、風通し、デザイン、の3つにおいても、
同時に優れた住まいにつながります。
となると、以下のようなメリットが生じてくることになります。
✔外構工事の予算を大幅にカットすることができる
↓
家のデザイン性が高くなれば、
無駄に庭を装飾する必要がなくなります。
となると、砂利と最小限のコンクリートだけで済むので、
土地の坪数×1万円もあれば
充分に外構工事が出来上がります。
また、家そのものが
塀代わりになるようなデザインとなるので、
境界ブロックなども
わざわざ施工する必要がなくなり、
さらに外構工事費用をカットすることが出来ます。
✔土地取得費をカットすることができる
↓
SIMPLE NOTE(シンプルノート)の住まいは、
土地の条件に左右されません。
つまり、形が悪かろうと
日当たりが悪かろうと、
そこから考えられるであろうデメリットが
生活に影響を与えないということです。
・・・となると。
わざわざ高い価格設定がされている
日当たりがよく、形がいい土地を
高い価格で買っていただく必要がなくなります。
この2点を大きく削っていただけるという点も、
SIMPLE NOTE(シンプルノート)の家が持つ大きなメリットでもあります。
こういったSIMPLE NOTE(シンプルノート)の特徴を元に
それぞれの項目に予算配分を行なっていくことになります。
これが他社であれば、
全く予算配分の仕方が違ってくるのではないでしょうか。
住宅会社によって家のコンセプト、
想い、考え方、そして強みなどは
全く違うものですからね。
もし、これから色々な住宅会社を見てみようと
お考えでしたら、
ただ単にどんな「家」なのかを聞くだけじゃなく、
予算に対する考え方、
トータルコストに対する考え方、
土地に対する考え方、
外構に対する考え方などを交えた上で、
家のお話を聞くようにしていただければと思います。
では、また。
