家づくり勉強会に建築家を招く理由
2019.1.28お金・設計・仕様
これから家づくりをお考えの多くの方が
「この家で一生暮らすのだから、
後悔をしたくない。
失敗をしたくない。」
という思いをお持ちだと思います。
こんにちは。三協建設 堀内です。
「家を建てるのは一生に一度のこと」
という方がほとんどではないでしょうか。
何度でもやり直しが出来るなら
その時にやり直せばよいでしょうが、
何回も家を建てるという方は
少ないと思います。
と、なると
あれこれ雑誌を見て
色々な家を見て
夢のマイホーム像は
どんどん大きくなっていきますよね。
一生に一度のことだから。
やり直しができないから。
後で後悔したくないから、
あれも、これも、それも・・・
私は、家づくりで大切なコトは
３つあると考えています。
・お金
・設計
・仕様
この中で、唯一、
素人にはできないコト、やってはいけないコトが
あります。
それが「設計」です。
こんな間取りで、
このぐらいの広さで
こんなデザインで・・・
という膨らんだあなたの夢のマイホーム像の
要望そのままを
家にすることはできます。
あなたが
「ここに〇〇の部屋をこんな感じでつくって
その横のここにキッチンをこんな感じでつくって
洗面はここで、お風呂はここで・・・」と
描いた間取りの家を
設計士が図面におとしこんで
つくることはできます。
構造的に問題がなく、
技術的に不可能でない限りは。
でも、その先にある
あなたの暮らしを考えた設計というのは
また別の話です。
その家を建てる場所の
周辺環境も
土地の形状も土地の向きも
変えることはできないものです。
あなたが「こんな間取りの家に住みたい」と
思い描いている間取りが
必ずしもその土地に当てはまるものでは
ないかもしれないからです。
どういうこと？と思われますよね。
例えば、
あなたの思い描いている間取りの家は
周りが田畑に囲まれた土地に建てる場合にも
周りが高層の建物に囲まれた土地に建てる場合にも
前面が大きな道路に面した土地に建てる場合にも
同じような暮らしやすさの家になるでしょうか？
光の採り方も、
周辺の視線からのプライバシーの確保の方法も
土地によって全く異なります。
土地に合わせて、その土地に最適な
プランを構築するためには、
専門知識と豊かな発想力が必要となるのです。
また、あなたはきっと
「今」と「ちょっと先の未来」のことを
想像しながら、夢の家を考えているかも
しれません。
でも、たくさんの家とそこに住む人を
見てきた視点からだと
ちょっと違った「その先の未来」も
見えてくるのです。
それは、家を長持ちさせるためのメンテナンスだったり
ライフスタイルが変化した時の困りごとだったり
そういった
土地や周辺環境、家族構成、ライフスタイル、
あらゆる要素をすべて考え抜いた上で
導き出される設計には
すべて理由があるのです。
そして一番大切な
お金のことを忘れてはいけません。
人生最後の出費が家づくりではないからです。
お子さんの教育費も、
車の買い替えも、
家族で旅行もしたいし、
老後費も考えておかなくてはいけません。
家づくりにおいて、
つけ足すことはどれだけでもできます。
お金をかければ、どれだけでも。
「家を建てる」ということだけに
焦点を絞れば、どんな家だって建てられます。
でも、住む人の暮らしやすさや
これからの暮らしを考えた上で
「生涯において幸せに暮らすための手段としての家」
という観点から、
本当に必要なものを見極めるのは
増やすこと以上に難しいのではないでしょうか。
そこまでを考えている設計士さんは
そうそう居ないと私は感じています。
そんな中、出会った建築家・平尾卓氏の理念に
深く共感したのです。
家を建てる「本当の目的」を強く意識しているからこその、
無駄を省き、暮らしやすさを重視した合理的な設計。
今だけでなく、これから先まで見通した設計。
だから、私はこれから家づくりを考える方には是非、
平尾氏から直接、話をきいていただきたいと思い
シンプルノートの設計概念の構築者でもある
建築家・平尾卓氏を招いて
「失敗しない賢い家づくり勉強会」を開催するのです。
これから家づくりを考える方には、
選ぶ際、決める際には
「何故」「どうして」という
根拠を自分自身でしっかりと
持っていただきたいと思っております。
「なんとなくよさそうだから」とか
「みんながそうしているから」とか
「それがいいと言われたから」とかではなく。
あなた自身の頭で考えて
あなた自身が根拠をもって選ぶことができるように。
知ってほしいのです。
家づくりの中に
今まであなたが気づかなかった
どんな無駄が潜んでいるのか。。。
勉強会が終わるころには
気付かないうちに
固定概念に縛られていたあなたの頭は
やわらか～くなっていることでしょう。
見えていたハズなのに、
気付かなかった色々なコトに
フォーカスできる目をもっていることでしょう。
家づくりを進めるうちに
「家を建てるコト」が目的にすり替わってしまわないように。
最初の一歩にオススメの勉強会です。
お申込お待ちいたしております。
では、また。
