家を建てたら家族旅行は無し?!
2019.1.23お金・設計・仕様
2019年は平成最後の年ですね。
今年のカレンダーを見て、ビックリしませんでしたか?
4月末~5月初めの「超大型連休」!
退位の日、即位の日が加わり
ゴールデンウィークの輝きっぷりが
半端ないゴールデンなウィークになっていますね。
こんにちは、シンプルノート熱田スタジオ 堀内です。
この大型連休中で実際に
どこかへ旅行を計画するかどうかは別として。
たまには、家族旅行もいいな~と
思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし。
旅行に行くとなれば、
やはりそれなりにお金はかかってきますよね。
では、例えば
家族4人で愛知県から
他府県の某レジャー施設への旅行を想定してみましょう。
入場チケット料:7,400円 × 大人2人、4,800円 × こども2人=24,400円
食費:1食1人あたり 約 1,000~2,000円として × 4人 ×(2日6食分)
宿泊:1泊 約40,000円
高速&ガソリン代:約25,000円
お土産など:1人 約3,000円分ぐらい買うとして × 4人
全部合わせて10万円以上は余裕でかかってしまう計算です・・・。
夢の国に行くかどうかは別としても
あらかじめこのくらいは予算を計上しておかないと
楽しく旅行することって難しかったりしますよね。
でもせめて年に1回ぐらいは、
日頃頑張っている自分たちへのご褒美としても
そして子どもたちの喜ぶ顔を見るためにも
どこかには旅行したいな~という方も多いのではないでしょうか。
それは、家を建てた後も。
そうなると、コツコツと
先取り旅行積み立て貯金で
旅費の準備をしていくことが望ましいですよね。
10万円を超える特別出費を
ぽーんと支払える余裕があればもちろん別ですが。
そんなお金は降ってこないよ~という方が
大半だとは思います。
と、なるとやはり毎月の住宅ローン返済金額を
いかに抑えることが出来るのか?が
重要なポイントとなってきますよね。
家を建てたら、家族旅行は無し!!!と
ならないためにも、
ここで住宅ローン返済金額を抑える方法を
3つご紹介したいと思います。
「方法その1:金利の安い商品を選ぶ」
例えば、あなたが土地を買って家を建てるとして、
そのために3,000万円の住宅ローンを借り入れるとしましょう。
選ぶ住宅ローン商品によって返済金額が大きく違ってくるわけです。
低い金利の商品を選べば、78,500円という返済で済むのに対し、
高い金利を選べば、87,500円もの返済金額になってしまいます。
その差、なんと9,000円です・・・
この差額を積み立てていくことが出来れば、
旅行の資金に出来るようになりますよね?
しかし、ここでの注意点があります。
低い金利の住宅ローン商品というのは
すなわち変動金利である場合が多いのです。
変動金利=未来の返済金利が約束されていない商品なので、
その点についてよく理解せず、
ただ目先の返済金額を安くするためだけに、
選ぶのは非常に危険な行為でもあるのです。
「方法その2:自己資金を増やす 又は 予算を減らす」
3,000万円もの金額を、
ずっと返済金額が変わらない固定金利で借りるとなると、
変動金利で借りるのと比べると、
返済負担はどうしても上がってしまいます。
そうなると、余分に貯蓄する余裕がなくなってしまう・・・という方も
いらっしゃるかもしれません。
となると、「余裕があれば行きたい」という
旅行には行けなくなってしまうので、
もし可能であるならば、
自己資金をより多く投入することによって
返済負担を軽減するという方法。
自己資金がないのであれば、
返済をしても貯蓄ができるラインまで
そもそもの予算を下げる必要があります。
もし300万円自己資金を入れることが出来るか
あるいは300万円予算を減らすことが出来れば、
先程の変動金利と同じ78,500円という返済金額にて
固定金利の住宅ローンが借りられるので、
少しは余裕が出てくるようになりますよね?
「方法その3:予算を減らしつつ、自己資金を増やす」
これがベストですよね。
300万円予算を減らしつつ、
さらに300万円自己資金を入れることが出来れば、
2,400万円の借入で済むことになり、
その結果、毎月の返済金額が
70,000円まで減ってくるようになります。
となると、日々の生活にも余裕が生まれるでしょうし、
そして旅行資金の積み立ても
楽に出来るようになりますよね?
もし、あなたが自己資金を
準備出来ないというのであれば、
予算を大幅にカットしていくことをオススメします。
例えば、自己資金として準備出来る金額が
100万円しかないとしたら、
500万円分、予算を圧縮するようにすればいいというわけです。
と、簡単に言いますが、
家だけでそれだけの予算を圧縮しようと思えば、
そもそも家を建てることが出来なくなってしまったり、
あるいは、すごく小さな家になってしまったり、
安っぽい家になってしまったり、
住みにくい家になってしまいます。
だから、まずは
家を出来るだけ安く建てる秘訣を知ることはもちろんのこと、
土地を出来るだけ安く購入する秘訣も知るようにすべきですし、
庭の工事費用も出来るだけ安く抑える秘訣も知るようにすべきです。
この3つの秘訣を知り、
うまく実行することが出来れば、
建てた後も、金銭的にも、気持ち的にも、
ゆとりある暮らしを手に入れることが出来るようになります。
これから家を建てようとお考えのあなたには
家を建てることで、
その後の暮らしを犠牲にすることがないように、
しっかりと知識をつけた上で、
固定概念に振り回されることのない、
正しい家づくりを行なっていただければと思います。
では、また。