長期資産形成と家づくり
2019.1.16お金・設計・仕様
昨年は
iDeCoと呼ばれる個人型確定拠出年金や、
NISA 、つみたてNISAへの
一般の方の関心が高まり始めた年だったのでは
ないかな~?と思います。
こんにちは。三協建設 堀内です。
「今年からiDeCoを始めてみようかな?」
な~んて声も身近できくようになってきました。
投資が富裕層だけのものではなく、
一般の方も自分のこととして
考える材料になってきた表れですよね。
iDeCoもつみたてNISAも
長期的な視点で資産形成を考えるものですよね。
(NISAは非課税期間が最長5年、
つみたてNISAは非課税期間が最長20年)
長期的な視点でお金について考えることは
これからの人生をどう生きていくのか?ということを
考えることにもつながります。
「老後を見据えた家づくりをしましょう!」
とお伝えしても、
20~30代の若い世代の方にとっては
いまいち、ピンとこないかもしれません。
私は
家を建てる時には、
金銭面においても、
また間取りにおいても、
老後まで見据えた計画にすべきだと考えています。
生涯において、そのお金・その間取りをどう使うのか?
毎月の返済額を10,000円増やせば、
あなたの理想通りの条件の
土地が購入出来るかもしれません。
さらに10,000円増やせば、
よりあなたの理想に近づいた家を
建てることが出来るかもしれません。
でも、その20,000円をうまくカットし、
老後への備えに回すことが出来れば、
老後の生活だけでなく、
日々の暮らしにおいても
気持ちにゆとりが生まれることになります。
また、間取りにおいても
年齢やライフスタイルが変化した時に
暮らしやすいのかどうなのか。
それは、お子さんが独立した後、
あなたが年老いた時にも・・・ということです。
お金さえかければ、
大きな家を建てることは出来ます。
金利が低い現在は住宅ローンも
多くの人が、希望するだけの額を
借りることが出来るでしょう。
しかし、大きな家にすれば、
コストは高くなります。
固定資産税も高くなります。
光熱費だって高くなります。
その上、維持管理の手間が増えます。
さらに、お子さんが巣立った後の
老後にはきっと部屋を持て余すことになるでしょう。
その時にリフォームすればいいと思っていますか?
収入が減る老後に大きな金銭的な負担をして?
それならば、もっと突き詰めて考えて、
出来る限りコストを最小限に抑えつつも、
今も将来も、より豊かに暮らすことが出来る
住まいづくりを目指すべきではないでしょうか。
今年の10月には消費税も上がりますね。
きっと、これからもどんどん税負担は
上がっていくことでしょう。
介護保険料も上がるでしょうし、
医療費などの負担率も上がっていくでしょう。
そして、少子高齢化により
年金として出せる財源がどんどん縮小していくでしょう。
そんな次の時代でも、
豊かに暮らしていけるようにするために、
どのような家づくりを行なうかということは、
とても重要な部分を占めているのではないでしょうか。
家づくりを考え始めたら、
まずはあなた自身のこれからの人生について
じっくり考えてみませんか?
どんな家を建てるか?ではなく。
どんな人生を送りたいのか?
まずは、あなたのこれからの人生の計画を
見える化してみませんか?
あなたが「生涯において使ってもよい住宅予算」の
算出をお手伝いすることができます。
値札がついていない「家」というものに
本当にかかるお金について
詳しくお伝えすることができます。
「家」について
長期的な視点で考えてみたいな~と
思われたら、お気軽に
「家づくりのためのライフプランシミュレーション希望」と
お伝えくださいね。
「賢い家づくり勉強会~資金編~」も随時開催中です。
では、また。