三協建設株式会社

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過去、現在、未来

2018.11.19
暮らしを考える

先日、子育ての普通って・・・ という

私が個人的に思っていることを

ブログに書かせていただきました。

 

子育てって家庭によって方針もあるだろうし、

どうだろうな~?と思いながら書いたのですが、

意外に反響があったので

またちょっとだけ、書いてみたいと思います。

 

こんにちは。三協建設 堀内です。

私自身、二児(幼稚園児と未就園児)の父なので

家を建てようと考えてみえる

子育て世代の方の気持ちも

自分のことのように感じています。

 

そんな我が家の話を、少し。

 

「今日ね~

〇〇ができたんだよ~」

 

子どもが、今日一日の

幼稚園での出来事を

話してくれる時、

何かができて嬉しかった時、

こんな風に楽しそうに話してくれます。

 

それに対して、

私は子どものころに

自分が言われて嬉しかった、

こんなことを伝えたりします。

 

「そうか!〇〇ができて嬉しかったね。

じゃあ、大きくなったら

△△になれるかもしれないね。」

 

 

日常の中で、日本人は

「今日あったこと」とか

「〇〇の結果」とか

過去の話をすることが

多いそうです。

 

視点が過去に向いているんですね。

 

それと対照的に

欧米では「未来」の話を

することが多いそうです。

 

この話をきいた時に

なるほどな~と思いました。

自分が子どもの頃、

ワクワクしたことって

覚えていますか?

 

将来のこと、

未来のこと、

考えただけで

何だってできるような気が

していた子どもの頃。

 

しかし、

経験の少ない子どもにとって

まだ見ぬ未来は

あまりにも未知すぎて、

一体どんな道があるのかという

具体的なイメージが

しにくいかもしれません。

 

だから、私はできるかぎり

未来の話をしたいと思うのです。

 

この二十年ほどで

大きく時代は変わってきたように思います。

そして、これから先の

二十年はどう変わっていくでしょう。

 

今までのやり方が通用しない・・・

新しい知識やスキルが必要となっていく・・・

 

私たちが持っている

知識やスキルがそのまま

子どもたちの時代で通用しないことも

どんどん出てくるでしょう。

 

私たちが過去に得た

「一般的には〇〇から」だとか

「今までは〇〇が当たり前だったから」だとかが

通用しないものに

変わってしまうかもしれません。

 

今まで決してなくならないだろうと

思われていたような職業が

もしかしたら

なくなっているかもしれません。

 

そんな時代に

自分自身で未来をつくりだすことが

できるように。

 

私自身が子どもに対して

どこかで心がけていることがあります。

 

それは、

「ある」状態を

あらかじめ準備しておくことや

完成されたモノ・不足のないモノを

お金を出して買い与えることよりも、

 

「ない」状態から

子ども自身が作り出すこと、

足りないところから選択肢を考えることによって

得られる経験を大切にしてほしい

ということです。

 

 

まだまだ、未熟な

子育て真っ最中の身なので

なにも、えらそうなことは言えません。

 

ただ、私自身がぼんやりと考えているのは

例えば、大学の進学費用を出すにしても

「どこでも行きたいところに行ったらいいよ。

その分は出してあげるから。」ではなく、

「うちの家計では、

あなたにかけられる進学費用は〇〇〇円です。

もし、それ以上必要なのであれば、

どうしたらいいか考えてください。」

と、小さいうちから伝えるつもりでいます。

 

それは、

もちろん、私自身の

老後の生活も考えた上でもあります。

 

しかし、そう伝えることによって、

もしかしたら、

その費用内で通える国公立に入るために

勉強をがんばることを選ぶかもしれません。

もしかしたら、

給付型の奨学金をもらうことを

選ぶかもしれないし、

貸与型の奨学金を選ぶかもしれません。

もしかしたら、

どうしてもここに行きたいから

親の老後費用を貸してくださいと

依頼してくるかもしれません。

 

親が引いてくれた安全なレールの上を

なんとなく進学するのと、

自分の目的のために、

方法を探して、

自分でレールを作り出した上で

進学するのでは、

本人の意識も違ってくるのではないかな~と

思ったりするのです。

 

そして。

もし、貸与型の奨学金を選ぶことを

子どもが決めた時に、

「子どもに借金をおわせたくない」と

私自身が思い、資金的に余裕があったなら

“卒業した後に”全額出してあげるという方法も

あるのではないかな?と思っています。

 

先に出すか、後に出すかの違いだけですが、

「ない」状態から子ども自身が作り出すこと、

足りないところから選択肢を考えることによって

得られる経験は必ず未来の子ども自身を

支えてくれる力になると

私は、信じているのです。

 

自分の選択は

必ず自分の未来につながっている。

 

自分の未来は

自分自身の選択でしか

切り開けない。

誰かに言われたから

誰かに勧められたから

選ぶのではなく、

自分自身が決めたから、

それを選ぶんだ。

 

そんな風に

未来のことを考えながら、

これからの時代を生き抜く力を

つけていってほしいな・・・と

思っているのです。

 

家づくりにおいても

同じ思いで

このブログを書いております。

 

「周りはこうしているから」

「今までは〇〇が当たり前だったから」

という過去の視点ではなく。

 

あなたの選択は

必ずあなたの未来につながっているという

視点をもって。

 

あなたはどんな未来にたどり着くための

どんな選択を、今、しますか?

 

では、また。

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