「家づくり=人生計画」ってホント?老後の生活費・年金から考える“無理のない住宅予算”とは
2025.04.15

住宅計画は、人生計画そのものです
こんにちは、三協建設の堀内です。
家づくりにおいて最初にやるべきこと——それは、展示場を見に行くことでも、土地探しを始めることでもありません。
「資金計画」です。
とはいえ「資金計画」と聞くと、「住宅ローンをいくらまで借りられるかを調べること」と思ってしまう方も多いかもしれません。
でも本当に大切なのは、「生涯において使ってもよい住宅予算」を知ることなんです。
その理由を、今回はもう少し深く掘り下げてお話していきますね。
CONTENTS
老後の生活にかかるお金、知っていますか?
たとえば、老後の暮らしにどれくらいのお金がかかるかを、考えたことはありますか?
総務省の「家計調査年報(家計収支編)2023年(令和5年)」によると、二人以上の世帯の消費支出の月平均額は293,997円でした。
ここでいう「消費支出」とは、日常生活に必要なお金のこと。
つまり、住宅ローンの返済額は含まれていません。
年金だけでは生活できない?
一方、年金の受給額はどうでしょうか?
令和5年度の年金額(日本年金機構「令和5年4月分からの年金額等について」 令和5年度の年金額の例(67歳以下の場合))によると、
・国民年金(老齢基礎年金(満額))※1:月額66,250円(年額795,000円)
・厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額)※2:月額224,482円
※1 令和5年度の68歳以上の老齢基礎年金(満額)は、月額66,050円です。
※2 平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)43.9万円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準です。
つまり、夫婦2人で年金を満額もらったとしても、月22万円程度なのです。
先ほどの生活費と比べると、月に7万円程度の赤字になる可能性があるということです。
さらに将来的には物価が上がり、受給額が減ることも想定されます。
もし、老後までローンが残っていたら、生活はどうなってしまうのでしょうか?
毎月の赤字に加えて住宅ローン返済がのしかかれば、老後資金の不安は、ますます大きくなるでしょう。
ライフプランが“見える”と、家づくりは変わる
三協建設では、“家を建てる”前に、人生の見通しを立てるお手伝いをしています。
それが「ライフプランシミュレーション」です。
将来のお子さんの教育費や、車の買い替え、旅行、介護…。
これからの人生で、どんな時期に、どんなお金が必要になるのか。
そして、どんな収入の見通しがあるのか。
それを“見える化”することで、「あなたにとって本当に無理のない住宅予算」が見えてくるのです。
あなただけの「住宅予算」を一緒に見つけましょう
ライフプランは、年収や家族構成、ライフスタイルによってまったく異なります。
「同じ年収のあの人が買ったから大丈夫」
「住宅ローンの事前審査が通ったからOK」
そういった“なんとなく”の判断では、数十年にわたる家計を支えることはできません。
「本当の家の値段」とは、建物本体の価格だけではなく、将来を見据えた人生設計の中にあるもの。
不安なのは、分からないからです。
将来の見通しを立てて、不安を「安心」に変えていく。
その第一歩として、無料のオンライン相談会を活用してみてください。
あなたの人生にぴったりの、無理のない家づくりを一緒に考えていきましょう!
では、また!