家って誰がつくってるの?
2018.10.3つくる会社として
夢のマイホームです。
〇〇ホームさんと契約し、いよいよ家が建つことに・・・。
ワクワクしますね♪
さて、問題です。
その家って誰がつくるのでしょうか?
「・・・え?何、言ってるの?
〇〇ホームさんがつくるに
決まってるでしょ?」
って、思っていませんか?
こんにちは。三協建設 堀内です。
家を建てようと考えている方の
多くはご存じないかもしれません。
実はあなたが契約した〇〇ホームさんの
社員さんがその家を建てるワケではないんです。
家づくりには様々な分野の職人さんが
携わっています。
家づくりの職人さんというと真っ先に大工さんを
思い浮かべるのではないでしょうか。
もちろん、
大工さんの技術の高さは
家づくりに大きく影響します。
ただ、大工さんの他にも
例えば・・・
・左官屋さん
・瓦屋さん
・足場屋さん
・基礎屋さん
・板金屋さん
・外壁屋さん
・樋屋さん
・サッシ屋さん
・防蟻屋さん
・防水屋さん
・クロス屋さん
・塗装屋さん
・断熱屋さん
・建材屋さん
・建具屋さん
・材木屋さん
・家具屋さん
・住宅設備屋さん
・電気屋さん
・水道屋さん
・ガス屋さん
・クリーニング屋さん ・・・などなど
多くの専門家が集まって
1つの家をつくっているのです。
そして、あなたの家をつくりあげるために
こういったその分野の専門家たちを
まとめているのが「現場監督」なのです。
〇〇ホームと呼ばれるような、住宅会社は
大きく分けて3つのパターンに分かれます。
①営業マンがいる会社
②営業マン+現場監督がいる会社
③営業マン+現場監督+自社の大工さんがいる会社
どの場合も、〇〇ホームだけでは
あなたの家をつくりあげることはできないのです。
そんな家づくりに必要不可欠な職人さん。
職人さんって聞くとあなたは
どんなイメージを思い浮かべますか?
「なんだか、こわそう・・・」
「近寄りがたい感じ?」
そんなイメージをお持ちの方も
いらっしゃるかもしれませんね。
私は現場監督として
約20年間、この業界に携わってきました。
その間、数多くの様々な職人さんと
コミュニケーションをとり、
時にはぶつかり、
時には笑い、
そして完成した建物に対して
職人さんと共に達成感を味わい、
感動をし、
過ごしてきました。
ずっと、職人さんたちを間近で見てきたからこそ
感じるコト。
そして、あなたに知って欲しいコト。
それは
多くの職人さんは
口下手かもしれませんが、
純粋で、
真っ直ぐで、
自分の仕事にプライドを持っていて、
優しくて、
あたたかい・・・。
そして、何よりも
家づくりにおいて
住む人の立場になって
精一杯努力しようと考えている職人さんが
ほとんどだ、ということなのです。
ただ、そんな純粋な職人さんが
自分の持つ力全てを
思う存分発揮できないという現状もあるのです・・・。
私は、職人さんの技術や想いを守りたいし
その職人さんの熱い想いを
家を建てようと考えている
あなたに伝えたいと思っています。
その道の専門家である職人さんが
(もちろん自己満足になってはいけませんが)
住む人のために
自分の力全てを存分に発揮して完成した家
職人さんの力の結晶ともいえる家の素晴らしさを
知っているからこそ、
あなたには
家づくりの正しい知識をもって頂きたいと考えています。
「家」を、30年程度の単位で考えるなら、
工場で作られるような工業製品の家を
建てたっていいと思います。
もし、「家」をこれから先の未来もずっと
手入れをしながら長く大切にしていきたい、
資産価値を下げたくないと
考えるなら、是非とも職人さんに建ててもらってください。
職人さんの技術は
継承されていきます。
今まで、継承されてきたように
これからも。
一方で、家の性能も
どんどん進化していっています。
昔にはなかったようなモノが
次々に取り入れられています。
確かに性能も必要な要素です。
でもね。。。
机の上でいくら完璧だったとしても
完璧な家は出来上がりません。
マニュアル通りにやったら、
誰がやっても同じモノが出来上がるのでしょうか?
今の性能技術と
職人さんの継承された技術を
結びつけ、住む人の立場になって
最善を尽くすこと。
家って誰がつくってるの?
住宅会社でも、営業マンでもありません。
実際につくっているのは
「現場監督」と「職人さん」です。
では、また。