家事ラクな間取りの秘訣!洗濯動線を最適化する方法
2025.2.25お金・設計・仕様
「イクメン」という言葉が話題になったのも、
今では少し懐かしく感じますね。
最近では、パパが家事や育児を「手伝う」というよりも、
夫婦で「分担する」ことが当たり前の時代になってきました。
実際、街では抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこするパパや、
保育園への送迎をするパパの姿を見かけるのも、
もはや当たり前の光景です。
(うちの子どもが小さかった頃はまだまだ珍しかった・・)
家族全員が自然と家事をシェアする時代。
そんな時代だからこそ、
家事がしやすい間取りについて改めて考えてみませんか?
こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオの堀内です。
家事のしやすさは、
間取りによって大きく変わります。
特に洗濯に関しては、
動線が悪いと毎日の負担が増えてしまいます。
今はドラム式洗濯乾燥機も増えていますが、
すべての洗濯物を乾燥機で仕上げるわけではありませんよね。
干す・取り込む・畳む・片付けるという一連の動作が発生します。
例えば、洗濯物を2階のベランダに
干す場合を考えてみましょう。
濡れた洗濯物は意外と重く、
特に冬物はさらに重量が増します。
それを抱えて階段を上るのは、
若いうちは問題なくても、
将来的に負担になるかもしれません。
また、洗面室やキッチンから
勝手口を出てテラスで干す場合も、
外履きに履き替える手間や
移動距離が意外と負担になります。
特に冬の寒い日はなおさらです。
では、どうすれば洗濯の負担を減らせるのでしょうか?
家事ラク動線のポイント:「中庭に洗濯物を干す」
最近注目されているのが、
「中庭に洗濯物を干す」というアイデアです。
中庭に干すメリット
✓室内から数歩で洗濯物を干せる&取り込める
✓屋外だけど外部から見えにくく、プライバシーや防犯性が高い
✓風通しがよく、洗濯物が乾きやすい
✓賃貸マンションのように、手軽に洗濯物を取り扱える感覚に近い
例えば、夕方に家族が帰宅したときの
シーンを想像してみてください。
ママがキッチンで夕食の準備をしている間、
パパと子どもたちが中庭で洗濯物を取り込む。
こんな風に、家族みんなが自然と
家事をシェアできる環境が整います。
また、防犯面でもメリットがあります。
外に洗濯物が干しっぱなしだと、
家が「不在」であることが
外部からわかってしまうことがあります。
しかし、中庭ならその心配もありません。
家事動線の良い間取りとは、
単に「キッチンと洗面室が近い」ということではなく、
日々の暮らしの中で、
家事がどれだけスムーズに進むかが重要です。
「一戸建てだから広くなって快適!」と思っていたのに、
実際には不便になることもあります。
今の生活スタイルと比べて、
本当に快適に家事ができるかどうかを
しっかりイメージすることが大切です。
これから家づくりを考えるなら、
今までの「家事動線の良い間取り」にとらわれず、
あなたと家族にとっての最適な間取りを見つけてくださいね。
中庭に洗濯物を干す動線を体感してみませんか?
完成見学会や、モデルハウスでお待ちしています。
では、また。