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収納の間違い、していませんか?家をスッキリさせる賢い収納術

2025.2.7
お金・設計・仕様

「収納は広い方がいい。」

「収納の数は多い方が良い」

と、お考えになる方は多いのではないでしょうか。

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。

でも、無駄に収納の面積を増やしてしまうと、

必然的に家のコストは上がっていってしまいます。

まずは、収納に対する勘違いに

気づいていただく必要があります。

それは

「ただ単にたくさん収納をつくればいいわけではない」

ということです。

 

例えば、暮らしの拠点となる

リビングダイニングキッチンには、

手紙、書類、薬、文房具、生活用品など、

細々としたものがたくさんあるのですが、

あちこち色々な場所に散らばって、収納があるお家は、

これらを管理しやすいでしょうか?

 

管理しにくい収納をつくってしまうと、

どこになにを置いたのかを忘れてしまい、

それが見つからないか、

あるいは探すよりも買ったほうが早いことを理由に、

また同じものを買ってしまうことになります。

 

結果、ものが増えることになり、

収納の中がさらにゴチャゴチャになります。

また、収納に収まりきらなくなった場合、

それらがリビングダイニングに溢れることになり、

今度は、それを片付けるための収納家具を、

買わざるを得なくなってしまい、

リビングダイニングが狭くなってしまいます。

 

また、無駄に奥行きが深い収納も

実は管理がしにくい収納だと思いませんか?

 

手前にものを置いてしまうと、

奥に置いてあるものが

取り出しにくくなるのはもちろんのこと、

奥にあるものの存在を忘れてしまう

原因にもなりますからね。

 

結果、無駄な出費を生むことになるし、

収納の中がゴチャゴチャになってしまう、

というわけです。

 

人は、複雑になればなるほど、

記憶出来なくなってしまうし、

管理出来なくなってしまうものです。

 

それゆえ、収納は管理しやすいように

分かりやすく単純に

つくらなければいけないんですよね。

 

結論から言うと、

収納は床面積ではなく、

壁面積で考えるようにしなければいけません。

 

2m40cmという天井までの高さを

どれだけ有効に使うことが出来るのか?

が大切だということです。

 

床面積だけで収納を考えてしまうと、

収納をどんどん増やしてしまい、

結果、家の価格が高くなってしまいます。

 

一方で、壁面積で考えるようにすれば、

わずかな床面積でも壁さえ充分にあれば、

相当な収納力があることを

理解出来るようになります。

 

コストを上げることなく、

管理しやすい収納をつくるためにも、

今回お伝えさせていただいた収納の知識を

ぜひ、覚えておいていただければと思います。

 

では、また。

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