日当たりが悪い土地でも理想の家づくり!明るく快適な住まいを実現する設計術
2025.1.10お金・設計・仕様
日当たりが悪い土地でも理想の住まいを実現する工夫
家を建てる際に多くの方が気にするポイントのひとつが
「土地の選び方」です。
特に日当たりの良さは重要視されることが多く、
南向きの土地は人気があります。
しかし、現実にはすべての方が南向きの土地を
手に入れられるわけではありません。
予算や立地条件などの制約から、
北向きや周囲を建物に囲まれた土地を検討することもあるでしょう。
こうした土地は日当たりが悪いというイメージがありますが、
設計の工夫次第で快適な住まいを実現することが可能です。
今回は、日当たりが悪いとされる土地であっても、
設計の工夫によって理想の住まいをつくるアイデアをご紹介します。
こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。
日当たりが悪い土地のイメージと現実
一般的に、南向きの土地は日当たりが良いとされ、
家づくりにおいて人気が高い傾向にあります。
一方で、北向きの土地や、
隣家が近くて南側の光が遮られる土地、
いわゆる”旗竿地”のような特殊な形状の土地は、
日当たりが悪く暗い家になるのではないかという
不安を抱かれる方も多いです。
しかし、このような土地でも
設計の工夫次第で十分に明るい空間をつくることができます。
日当たりの悪さは必ずしも欠点ではなく、
設計の自由度を高める要素ともなり得ます。
間取りの工夫で明るさを確保
日当たりの悪い土地で快適な住まいを実現するためには、
従来の間取りの考え方にとらわれないことが大切です。
例えば、一般的にはリビングを南側に配置し、
大きな窓を設けることが定番ですが、
隣家との距離が近い場合には採光が十分に得られないことがあります。
そこで、以下のような間取りの工夫が効果的です:
1.中庭や吹き抜けを活用する
家の中央に中庭を設けたり、吹き抜けを採用することで、
建物の中心部にも自然光を取り込むことができます。
中庭は外部の視線を遮りながら光を取り入れることができ、
プライバシーを守りつつ明るさを確保することが可能です。
2.高窓を取り入れる
高い位置に窓を設けることで、
遮られにくい角度から光を取り込むことができます。
効率的に自然光を室内に導くことが可能です。
3.光を反射させる色を使う
内装に明るい色を採用したり、
光を反射しやすい素材を使うことで、
自然光を効率よく室内に広げることができます。
中央に外部空間を設けるメリット
中庭など、建物の中央に外部空間を設ける間取りには、
以下のようなメリットがあります:
・採光性の向上:
南側からだけでなく、中央からも
自然光を取り込むことで、家全体を明るくできます。
・プライバシーの保護:
外部からの視線を遮る設計が可能になり、安心感が得られます。
・開放感のある空間:
光と風が通ることで、
狭い土地でも広がりを感じられる住まいになります。
土地選びの視点を広げる
こうした設計の工夫を知ることで、
土地選びの視点が広がります。
南向きの土地だけにこだわらず、
価格が比較的安価な北向きや旗竿地も選択肢に含めることで、
予算に余裕を持たせることができる場合もあります。
また、特殊な形状の土地は競争率が低いことが多く、希
望のエリアで手に入れやすいというメリットもあります。
土地選びでは、単に日当たりの良さだけでなく、
設計士の提案力も重要な判断基準になります。
設計の工夫でどのような住まいが実現できるのかを
具体的にイメージすることで、
土地に対する不安も解消されるでしょう。
実例を参考にする
実際に、周囲を建物に囲まれた土地や
旗竿地であっても明るく快適な住まいを実現している事例があります。
もし、これらの工夫が実際にどのように機能するのか
興味がある方は、周囲を建物に囲まれた「旗竿地」に建つ
弊社のモデルハウスの見学をされるのはいかがでしょうか。
実際の空間で採光や居住性を体感することで、
具体的なイメージを持つことができます。
おわりに
日当たりが悪い土地でも、
間取りの工夫や設計次第で
明るく快適な住まいを実現することができます。
土地選びの際には、日当たりだけにこだわらず、
設計の可能性やご自身のライフスタイルに合わせた
柔軟な発想で進めることが大切です。
土地の条件に合わせた最適な設計を検討し、
理想の住まいを実現してください。
三協建設では、こうした土地条件に合わせた設計を多数手がけており、
お客様の理想の住まいづくりをサポートしています。
ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
では、また。