未来を見据えた家づくりの視点
2024.12.27お金・設計・仕様
年末年始休業のお知らせ
平素より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、以下の日程を年末年始の休業期間とさせていただきます。
年末年始休業期間
2024年12月28日(土)~2025年1月5日(日)
休業期間中にいただいたお問い合わせにつきましては、
2025年1月6日(月)以降、順次対応させていただきます。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
私自身、二児の父として、
日々試行錯誤しながら子育てに取り組んでおります。
その中で、家づくりに携わる者として、
単なる「住まい」を超えた視点で
家族の暮らしを見つめる機会をいただいております。
こんにちは、三協建設の堀内です。
家づくりを考えるタイミングと視点
家づくりを検討し始めるきっかけとして、
お子さんの誕生や成長が挙げられることが多いかと思います。
例えば、赤ちゃんの誕生を機に
家族の将来を思い描いたり、
幼児期から小学生へと成長する過程で、
より快適な住環境を求めたりといった動機が一般的です。
現在の暮らしや、近い将来を想像することは
比較的容易ですが、
そこで得られるイメージや希望は、
多くの場合、「今」と「少し先」を対象としたものに留まります。
その結果、10数年程度の満足感を得られる家づくりが
実現することは間違いありません。
しかし、住宅という長期的な投資を考えると、
その家で暮らすのは10数年だけではない、
という事実にも目を向ける必要があります。
子どもが巣立った後の暮らしを見据える
家づくりに関するご相談をいただく中で、
特に多いのが「お子さんが巣立った後」のご夫婦からのお話です。
子育てを中心に据えた住まいが、
夫婦二人の生活へと移行することで
新たな課題が浮かび上がることも少なくありません。
例えば、家を建てた当時は若くて元気だったご夫婦も、
加齢とともに暮らしにおける不便さが増し、
設計段階では想定し得なかった問題が
顕在化することがあります。
実際、子育ての期間よりも
子どもが巣立った後の方がずっと長いのが現実です。
今と未来を見据えた家づくり
家づくりを「子育て」という一時的な視点に留めず、
「人生全体の中のひとつの期間」として捉えることで、
今だけでなく未来にわたって
暮らしやすい住まいを実現する道筋が見えてきます。
10年後だけでなく、20年後、30年後、
さらには40年後を見据えた計画を立てることが重要です。
私は、生涯を通じて幸せに暮らせる家づくりを
一人でも多くの方と共有したいという思いで、
このブログを発信しています。
本年のブログ更新は本日が最後となりますが、
来年も引き続き「家づくり」や「暮らし」について
多角的な視点から情報をお届けしていく所存です。
どうぞ皆様、良いお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。