三協建設株式会社

ブログ

blog

中庭のある家のメリットとコストに関する考え方

2024.12.16
お金・設計・仕様

中庭のある家と聞くと、

「コストが高くなりそう」という

イメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

しかし、実はそのイメージとは裏腹に、

中庭はトータルで見た場合に

コスト削減に繋がることがあります。

今回は、中庭のメリットや、コスト面での考慮点について詳しくご紹介します。

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。

 

中庭のある家が土地代を抑える理由

 

一般的に、家づくりでは

南向きの日当たりの良い土地や、

隣家と十分な距離を保てる

広めの土地が好まれます。

しかし、こうした条件を満たす土地は

価格が高くなる傾向があります。

一方で、中庭のある家では、

以下の理由から土地代を抑えることが可能です。

 

・日当たりを気にしなくて良い

中庭を設けることで、

家の中心部に自然光を取り込むことができるため、

南向きや広い土地を選ぶ必要がなくなります。

 

・隣家との距離に制約がなくなる

中庭の窓から光を取り込めるため、

隣家が近い土地でも問題ありません。

これにより、割高な広い土地を購入する必要がなくなります。

 

例えば、南向きで広めの土地と比較すると、

価格設定がリーズナブルな

北向きや狭い土地も選択肢に含めることができるため、

土地購入時のコストが大幅に削減されるケースがあります。

 

 

外構費用を抑えられる中庭の魅力

 

中庭のある家は、

外構工事にかかる費用を抑える点でも優れています。

その理由を詳しく見てみましょう。

 

・庭が家の中にあることで余白が減る

中庭の設置により、敷地内の余白を

最小限に抑えることができます。

これにより、外構工事の範囲が減り、結果として費用も軽減されます。

 

・大きな窓や目隠しが不要に

外周部に大きな窓を設ける必要がなくなるため、

窓の設置費用や、それに伴うブロック塀や

フェンスの設置費用も削減できます。

また、中庭自体が

プライバシーを確保する役割を果たすため、

目隠しのための植栽やカーテンのコストも省けます。

こうした点から、中庭は

外構予算を大幅に抑える手助けをしてくれます。

 

 

トータルコストで考える家づくり

 

確かに、中庭を設けることで

家の建築費用自体は若干高くなる可能性があります。

中庭部分の施工や外周面積が増えることで、

材料費や工事費がかかるためです。

しかし、土地代や外構工事費用の

削減効果を考慮すると、

全体のコストを抑えられる可能性が高くなります。

 

さらに、家の設計段階で

無駄な部分を削ぎ落とすことで、

建築費用の増加を抑えることも可能です。

例えば、シンプルで機能的な設計を取り入れることで、

中庭のある家でも予算内で建築することが十分可能です。

 

 

中庭がもたらす暮らしの快適さ

 

中庭のメリットはコストだけではありません。

以下のような点で、暮らしの快適さも向上します。

 

・プライバシーの確保

外部からの視線を気にすることなく、

家族だけの時間を楽しむことができます。

 

・自然光と風通しの確保

家の中心部に中庭があることで、

家全体に明るさと風通しをもたらし、

快適な住環境を実現します。

 

・多目的スペースとして活用

子どもの遊び場やガーデニングスペース、

ペットのための空間としても活用でき、

暮らしに彩りを加えます。

 

 

中庭の家を検討する際のポイント

 

中庭を取り入れる家づくりでは、

次のような点に注意することが大切です。

 

・初期設計の段階でコスト全体を把握する

土地、建築、外構のトータルコストを考慮して、

予算を明確にしておくことが重要です。

 

・中庭を活かした設計にする

中庭の利点を最大限に活かすため、

採光や風通しを意識した設計を依頼しましょう。

 

・信頼できる施工会社に相談する

中庭の施工実績が多くある会社に相談することで、

理想の住まいを実現しやすくなります。

 

 

まとめ

 

中庭のある家は、一見すると

コストが高くなりそうに思えますが、

土地代や外構費用の削減、

そして快適な暮らしを実現する

多くのメリットがあります。

 

初期段階でトータルコストを

しっかり考慮することで、

理想の住まいを手に入れることができます。

 

これから家づくりを検討している方は、

中庭のある家の魅力を

ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

私たちがご提案するSIMPLE NOTE(シンプルノート)では、

中庭のある家づくりの実例や設計ノウハウをご紹介しています。

興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

では、また。

email資料請求・お問合せはお気軽に