家づくりを「夫婦」という視点から考える大切さ
2024.11.22お金・設計・仕様
家づくりを考える際、
多くの方が「家族」を中心に
設計を進めることが多いのではないでしょうか。
特にお子さんが生まれたり
成長したりしたタイミングで
家づくりを検討される方がほとんどです。
しかし、少し視点を変えて
「夫婦」という単位に目を向けてみると、
家づくりの考え方に新しい発見があるかもしれません。
こんにちは。三協建設の堀内です。
11月22日のいい夫婦の日の今日は、夫婦という視点を取り入れた
家づくりの大切さについてお伝えします。
家族の始まりは夫婦から
結婚した時のことを思い出してみてください。
「この人とおじいちゃん・
おばあちゃんになっても一緒に暮らしたい」
そんな風に思い描きながら
未来の生活を想像しませんでしたか?
結婚は、夫婦という単位からスタートします。
家族が増えるかどうかに関係なく
夫婦は家族の基盤となる存在です。
しかし、家づくりの場面になると
夫婦2人の生活を中心に考えることは
意外と少ないように感じます。
家づくりは「子ども中心」になりがち
お子さんが生まれると
どうしても家づくりは子どもを中心に考えがちです。
・「子ども部屋をどうしようか」
・「リビングは子どもが遊びやすいように」
・「学校や公園に近い場所を選ぼう」
こうした要素を重視するのは当然のことです。
しかし、いずれお子さんが巣立った後の
暮らしについて考えたことはありますか?
子どもが家を離れると、
再び家族の単位は夫婦に戻ります。
その時、子ども中心で設計した家が
本当に暮らしやすい空間なのか、
改めて考えてみる必要があります。
将来を見据えた家づくりの視点
私は今年で結婚21年目になりますが
最初の10年間は子どもがいませんでした。
そのため、家づくりを考えた際も
自然と「夫婦2人の暮らし」を中心に
イメージしていました。
結果として、今は子ども中心の生活を送っていますが
将来また夫婦2人の暮らしに戻った時も
この家で快適に暮らせると感じています。
夫婦の視点を取り入れるメリット
夫婦という視点で家づくりを考えると、次のようなメリットがあります。
1.夫婦の時間を大切にできる
例えば、リビングや寝室の配置、趣味のスペースを設けることで、
夫婦が心地よく過ごせる空間が作れます。
2.老後の暮らしに備えられる
バリアフリー設計や、必要最低限の動線で設計することで
年齢を重ねても快適に暮らせる家になります。
3.長期的な満足感を得られる
子どもが独立した後も快適に暮らせる設計であれば
リフォームや引っ越しの必要が減り
経済的な負担も軽減できます。
「夫婦の家」という視点で描く未来
家づくりは「家族のため」という一面がありますが
夫婦という視点で考えることで
より長いスパンでの満足度が高まります。
結婚当初
「この人と一生一緒に暮らしたい」
と思った気持ちを思い出して
ぜひ家づくりにも反映させてみてください。
お子さんのためだけではなく
夫婦2人が豊かに暮らせる家。
それが結果として
家族全員にとっても心地よい空間になるはずです。
家づくりを考える際には、
「子どものための家」だけでなく
「夫婦の家」という視点も取り入れてみませんか?
きっと、家づくりがもっと楽しく
意味のあるものになるはずです。
では、また。