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風通しの良い家づくり:失敗しないためのポイントとは?

2024.9.30
お金・設計・仕様

これから家づくりを始めようとする際、

どんな家に住みたいかと考えると、

まず「快適さ」を重視する方が多いのではないでしょうか。

特に、風通しの良い家は清々しく、誰もが理想とするものです。

ですが、実は「風通しの良い家づくり」は

簡単そうに見えて、意外と難しいのです。

今回は、風通しの良い家を実現するために

注意すべきポイントについてご紹介します。

こんにちは!シンプルノート熱田/一宮スタジオの堀内です。

 

 

風通しの良い家が人気の理由

 

家の中に気持ちの良い風が通り抜けると、

夏場は涼しく、冬場も湿気を抑えてカビを防ぐことができます。

特に、リビングやダイニング、キッチンなど家族が集まる場所、

さらにジメジメしやすい洗面所やお風呂などは、

風通しが良ければ清潔に保ちやすくなります。

 

多くの住宅会社では、地域や季節ごとの風の流れを考慮し、

窓の配置や高さを工夫しています。

それでも、実際に住み始めてから

「思ったように風が通らない…」

という声が少なくありません。

なぜ風が通らないのか、その原因について考えてみましょう。

 

「開けられない窓」が風通しを妨げる

 

風通しが悪い原因の一つに、「開けられない窓」があります。

ここで言う「開けられない窓」とは、

機能的に開かない窓ではなく、

実際には開けづらい状況にある窓を指します。

 

たとえば、窓を開けようと思うと、

カーテンも一緒に開けなければいけません。

しかし、カーテンを開けると外から家の中が見えてしまうため、

プライバシーが気になる方にとっては、

窓を開けることに抵抗を感じることもあります。

 

特に、南や東に設置された大きな窓は、

日中は太陽光がたっぷり入る一方で、外からの視線が気になり、

カーテンを開けっぱなしにしておける

時間は限られてしまいます。

こうした事情で「開けられない窓」が増えてしまうと、

風が十分に通らなくなるのです。

 

いつでも「開けられる窓」を設計する重要性

 

風通しの良い家を実現するためには、

単に窓を設置するだけでなく、

いつでも「開けられる窓」にすることが大切です。

周囲の住宅との距離が近い場合には、

窓の配置や大きさを工夫することで、

プライバシーを確保しながら風通しを改善することができます。

 

例えば、窓を設置する際には次のポイントを考慮しましょう

 

・小さな窓でも効果的に風を取り込めるレイアウトにする

・遮るものの少ない位置に大きな窓を配置する

・外からの視線を遮りつつ風を通せる工夫をする

 

窓を増やすことのリスク

 

風通しや採光を改善しようとして窓を増やしすぎると、

別の問題も生じます。

窓が多いと、家の耐震性が低下する可能性も。

また、窓の数が増えることで建築コストが上がり、

家全体のデザインや間取りに制約が出てくることもあります。

 

そのため、風通しの良い家を目指すならば、

窓の配置や数に注意し、

バランスの取れた設計を心がけることが大切です。

 

風通しの良い家で快適な暮らしを

 

風通しの良い家づくりは、

ただ風が通る間取りを考えるだけではなく、

日常的に無理なく窓を開けられる

設計にすることがポイントです。

設計の工夫により、プライバシーを守りながら

風を取り込む方法もあります。

 

家づくりは一生に一度の大きな決断です。

風通しの良い家を実現することで、

心地よく快適な暮らしを送れる住まいが手に入ります。

シンプルノート熱田スタジオ/一宮スタジオでは、

そんな理想的な住まいづくりを全力でサポートしています。

ぜひ、風通しの良い快適な家で新しい生活を始めてみませんか?

 

では、また。

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