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平屋の現実(その5)

2024.9.2
お金・設計・仕様

家事の負担を減らしたいというのは

誰しも考えることではないでしょうか。

 

その実現に「平屋」は

とても有効な手段だと考えているのですが

今回はその理由について

お伝えしていきたいと思います。

 

今回の内容も、

言われてみるとごく当たり前のことですが、

言われるまで案外気がつかないことなので、

ぜひ最後までお付き合いください。

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。

まず平屋にすることで

圧倒的に負担が減ることが

洗濯の一連の動きです。

 

干すにせよ、取り込むにせよ、

たたむにせよ、片付けるにせよ、

全て平面移動だけですむからです。

 

2階建ての場合は、

上と下を行ったり来たりしないといけない

可能性が高くなりますからね。

 

ただ、平屋の場合でも

注意しておかないといけないことが、

「干す場所をどこにするのか?」ということです。

 

家の正面に干すとなると、

他人から洗濯物が丸見えになるし、

隣家との間のスペースに干すにしても、

勝手口から外に出るとなると、

その往復だけでもけっこうな手間になりますからね。

 

人と会う可能性も考えると、

リラックスした部屋着のまま外に出ていくのは

抵抗があるという方もいらっしゃるでしょう。

 

また、室内干しにする場合でも、

それなりにスペースを確保しないと

ギュウギュウ詰めで洗濯物を干すことになり、

なかなか乾きにくくなる原因となったりしてしまいます。

 

ですので、平屋にする場合は

洗濯物をどこに干すのか?も重要ですね。

 

✔️片付け・掃除も楽になる

 

そして「平屋」にすることで

圧倒的に負担が減るのが片付けと掃除です。

 

片付けの負担が減る理由は、

全ての部屋と収納が同じ階にあるから。

つまり、子どもたちのおもちゃや学校の道具を

自分の部屋に片付けておけるようになるし、

家族みんなの衣類なども各々の収納に

片付けておけるようになるからですね。

 

2階建ての場合だと、

子どもたちのおもちゃや学校の道具を

毎日2階にある自分の部屋に

持ち運びするのはとても億劫なことでしょうし

衣類にしても

いちいち上に持っていくのが面倒になり

そのうちリビングやダイニングに

置きっ放しになってしまう光景が目に浮かびませんか?

 

掃除に関しては、

片付けがしやすいことから

掃除をする前の一手間が減ります。

そしてワンフロアなので、

ロボット掃除機も動かしやすいですよね!

 

これに加えて

もっと掃除の手間が省ける方法が一つあります。

それは、埃が貯まる場所を

最小限にする工夫をするということです。

 

例えば、幅木。

床と壁の取り合いのところに

つける部材のことですね。

これに関しては、

従来のものよりも薄型のものが

製品として出ているので、

これを使うことを推奨しています。

 

また、ドアを天井の高さに合わせると、

ドア枠の上にたまる埃がなくなるし、

窓枠もなくしてしまえば、

窓枠の上にたまる埃もなくなります。

かつ、カーテンがいらないように

間取りを設計すれば、

カーテンレールにたまる埃もなくなるし、

カーテンの掃除をする必要もなくなります。

 

カーテンをなくすことが出来れば、

窓の数を最小限にすることが出来るし、

そうなれば窓掃除もずいぶんと楽になりますしね。

 

そんなわけでシンプルノートでは、

「間取りに一工夫を加えた平屋」を

オススメさせていただいているというわけですね。

 

平屋は老後に良いとよく言われますが、

それは当たり前として、

実は子育て期間中こそ

「平屋が最強」なのではないでしょうか。

 

間取りさえ間違えなければ、

便利なのはもちろんのこと、

すごく快適にも暮らせますよね。

 

というわけで、全5回にわたってお伝えさせていただいた

「平屋の現実」シリーズはいかがでしたでしょうか?

 

これから家を建てる方は、

ぜひ、平屋という選択肢も持ちながら、

家づくりに臨んでいただければと思います。

 

では、また。

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