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平屋の現実(その1)

2024.8.19
お金・設計・仕様

一般的に「平屋は高い」というイメージがあることから、

本当は平屋にしたいのに

最初から諦めている方も決して少なくないと思います。

 

実際、2階建てのお家に比べて

価格に割高感があるのは確かでしょうし、

原材料費の値上がりによって

なおその肌感覚が強くなっているような気もします。

 

しかし、感覚的ではなく論理的に考えてみると、

実のところ平屋と2階建てとの間には、

そう大きな価格差が生まれるわけではないので、

その理由について今回はお伝えしていきたいと思います。

 

これをご理解いただき、

平屋の建築が可能な土地であれば、

平屋を前向きに考えてみる材料にしていただければと思います。

こんにちは。シンプルノート熱田/一宮スタジオ 堀内です。

結論から申し上げると、

平屋が高くなり過ぎないのは

「2階建てに比べて面積を圧縮出来るから」です。

ではなぜ平屋は2階建てに比べて

面積が圧縮出来るのでしょうか?

 

【2階建てにあって平屋にないもの】

 

まず考えていただくことはこちらです。

例えば「階段」。

2階建てには100%必要で、

平屋には100%不必要となるスペースです。

実は階段は、上下階合わせると2坪(=4帖)必要なので、

これがなくなればその分、家はコンパクトになりますね。

 

続いて「トイレ」。

これも2階建ての場合は、

上下階ともに必要となりがちですが、

平屋になれば基本1つでいけますよね?

(もちろん、2つ欲しいという場合もありますが)

となると、1帖(=0.5坪)分、

さらに家をコンパクトにすることが出来ます。

 

まずはこれらが、面積が圧縮出来る要素ですね。

このほか平屋は2階建てに比べて

「廊下」を少なくしやすいので、

設計によってはさらに、面積を圧縮出来たりします。

 

【2階建てと平屋の決定的な違いは?】

 

平屋と2階建てには違いがいくつも存在しますが、

その中でも決定的に違う部分といえば

「家の使いやすさ」ではないでしょうか。

 

2階建ては、

掃除にせよ、片付けにせよ、洗濯にせよ、

上と下とを行ったり来たりしないといけないのに対し、

平屋の場合はすべて平面移動だけで事が足りるからです。

 

また、当たり前のことですが

平屋は子ども部屋も1階にあるため、

2階建てに比べて圧倒的に

子どもたちが自分の部屋を使いやすくなります。

 

結果、リビングに散乱しがちな

子どもたちの勉強道具や遊び道具などを

自分たちの部屋に片付けやすくなります。

また、衣類なども同様ではないでしょうか。

 

となると、子ども部屋と寝室以外の

余分な部屋をつくる必要がなくなります。

2階建ての場合にかなり高い確率でつくる

「客間」的な意味合いが強い部屋のことですね。

 

2階建ての場合は、

子どもたちが小さいうちの「収納的」な意味合いと、

親御さんが泊まりに来た時の「寝所的」な意味合いと、

やがて迎える老後の「寝室的」な意味合いを兼ねて

つくるケースが多いように思われます。

 

そんなわけで、平屋にすると決めた時点で

この部屋は不要となり、

4.5帖〜6帖(2.25坪〜3坪)が減らせることになります。

 

いかがでしょうか?

こうやって一つひとつ考えてみると

実は、平屋は2階建てに比べて

ずいぶんと面積を圧縮することが出来るため、

2階建てとそう変わらないか、

あるいは安く建てることが出来たりするんですよね。

 

ただ、平屋の場合は間取りのつくり方が

2階建て以上に難しいのもまた一つの事実なので、

次回は「平屋の懸念点」について

お伝えしていきたいと思います。

 

では、また。

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