なぜキッズマネースクールを開催しているの?
2024.3.4お金・設計・仕様
「家づくりにおいて、何が最も重要だと思いますか?」と問われたとき、
私は「それはお金です」と答えるでしょう。
こんにちは。三協建設 堀内です。
昨今、情報の入手が容易になったことで、
私たちはますます多くの情報に触れるようになりました。
家のイメージや希望をはっきり持っている人も増えています。
しかし、家を建てるために必要なお金については、
漠然としたイメージしか持っていない方が多いようです。
予算や住宅ローンのことを深く知らずに、家を建てている方も少なくありません。
これは、普段からお金の話題を避ける傾向があるからかもしれません。
家の話や理想の間取りについては楽しく話すことができても、
お金については、分からないし、楽しくないので避けたいと感じる方もいるでしょう。
また、日常生活でもお金について話す機会はあまりありませんし、
学校でもお金のことを詳しく教えてくれることはありませんでした。
しかし、このままで良いのでしょうか?
時代は変わり、私たちの周りも変わっています。
そして、10年後、20年後にはますます変化していくでしょう。
私が家づくりを通して出会うお客様(大人)には
じっくりとお金についてご自身で考え、理解していただけるように
お伝えさせていただいているのですが、
これからの未来を生きる子どもたちこそ
お金のことを知って、考え、選ぶ力が必要になるのではないだろうか?
そういった機会を提供できないだろうか?
こんな思いから、三協建設では、子どもたちに向けての
お金の勉強会「キッズマネースクール」を開催しています。
先週末も、一宮市にあるママルシェ一宮店さんで開催し、
子どもたちにお金について学んでもらいました。
参加した子どもたちはまだお金の先入観がないため、
私たち大人が持ちがちなマイナスのイメージも持っていません。
子どもたちは好奇心旺盛で、
「なぜだろう?」、「どうしてだろう?」といった疑問を持っています。
それに対して、私たち大人がどのように答えるかが重要です。
もし大人がお金の話を避けたり、分からないと感じている様子を見せると、
子どもたちはそれを敏感に感じ取ります。
子どもたちに正しいお金の知識を与え、
幅広い選択肢の中から選ぶ力を身につけてほしいと考えるならば
私たち大人ができることは、
まず自分自身がお金のことを理解し、計画を立て、行動することです。
そして、子どもたちにおこづかいを渡すという行為にも意味があります。
ただ渡すのではなく、子どもたちに何を感じてほしいのか、
何を学んでほしいのかを考え、渡していくことが大切です。
何が正解というものはありませんが、
いろんな観点から考えてみると
ご家庭ごとの方針も見えてくるのかもしれませんね。
ちなみに、先日のキッズマネースクールでは
その一例として、我が家で実際に行っている
子どもへのおこづかいの渡し方をご紹介させていただきました。
ご興味のある方は、お知らせくださいね。
一人の親である、キッズマネースクール講師として
色々な事例をご紹介させていただきますよ。
では、また。