こども部屋は1階?2階?
2023.11.10お金・設計・仕様
いよいよ、今週末11/11(土)11/12(日)に
完成見学会が開催されます。
こんにちは。三協建設 堀内です。
このブログでもお伝えしてきた通り、
家づくりの考え方のベースとしては
「家の基本は平屋。
1階におさまりきらない部分を2階に上げる。」
という方法をオススメしております。
生涯にわたって暮らすおうちですから、
足腰の弱ってきた老後にも安心して暮らせるような
ライフステージに合わせて変化させられる
家づくりを考えていただきたいとお伝えさせていただいております。
そんな中で、こども部屋を1階につくって
こどもが小さい時期はサブリビングとして利用し、
こどもが成長したら、こども部屋として活用する・・という
方法もオススメさせていただいております。
<中長期的な視点で間取りを考えてみよう>
https://www.k-sankyo.jp/blog/10591/
ですが、思春期になった時のこどものプライバシーを
重要視される場合、こども部屋を1階につくることに
抵抗感がある方もいらっしゃると思います。
今回、見学会を開催させていただくこちらのおうちは
将来的に1階だけでも暮らせる平屋に近い形の
一部2階建てとなっており、2階にはこども部屋があります。
こども部屋を1階につくることで、
その部屋を様々な用途で使うことができるという視点で
オススメさせていただいておりますが、
もちろんそれが絶対ではありません。
今回の間取りでは、リビングの隣に書斎スペースと寝室があります。
お子さんが小さいうちは、
書斎スペースをサブリビングとして活用できますね。
その間、2階のこども部屋を書斎スペースにすることができます。
1階の寝室は、子ども部屋を使う年齢になるまでは、
家族みんなで寝ることができます。
そして、お子さんが小さいうちはそのまま寝かしつけができますね。
ここでもキーワードは同じく、用途を固定しない「可変性」です。
「生涯において」という長い目線で家づくりを考えるにあたり、
様々な選択肢をご提案させていただきますが
どれが「正解」、どれが「ベスト」というものはありません。
もっと広くしたい。
もっと〇〇を加えたい。
もっと〇〇のグレードを上げたい。
〇〇も△△も、両方とも欲しい。
という希望も、きっとお金をたくさんかければ
叶うことでしょう。
限られた予算の中で、
何を「選んで」、何を「選ばない」のか?
何を「加えて」、何を「引く」のか?
何を「最優先させて」、何を「こだわらない」のか?
選ぶのはあくまでも、あなた自身です。
注文住宅は、お金をかければ
どんどん加えることができるからこそ、
あなた自身の選び取る力が、重要になってきます。
一つ一つの選択に全て、理由がある。
御施主様が、何に悩んで、何を選びとったのか?
その結晶ともいえる、実際のお家を
ご覧いただける、完成見学会でお待ちしております。
では、また。