本来は多方面に活用できるはずの〇〇
2023.10.27お金・設計・仕様
「“ウッドデッキ”が、これから作るマイホームに
欠かせないアイテムの1つである」
という方も多いのではないでしょうか?
リビングには大きな窓をつくって、
そこから外へと続く広々としたウッドデッキをつくる。
そこでは・・
✓ひなたぼっこをしたり
✓友人を招いてバーベキューをしたり
✓子どもたちをプールで遊ばせたり
そんなイメージを膨らませていらっしゃるのではないでしょうか。
こんにちは。シンプルノート 熱田/一宮スタジオ 堀内です。
もちろん、天然木のウッドデッキにせよ
木目調のウッドデッキにせよ
景観的にもいいアクセントになってくれるため、
ぜひとも家づくりでは取り入れたいと思われるのは頷けます。
しかしながら、つくってはみたものの
ほとんど、いや全く使われることなく、
ただの飾りになってしまっている家が、
驚くほどたくさん存在していることにお気づきでしょうか。
いつも使えるウッドデッキをつくることは、
簡単そうで案外難しいことです。
人目につく場所につくったら丸見えになってしまうことになるので、
さすがにそんなところでは、くつろぎにくいですよね。
結果、せっかく高いお金を出してわざわざつくったのに、
ほとんど使わなくなってしまうという事態に陥ります。
そして、使わないまま、手入れされることもなく、
どんどん朽ちていってしまうことになるのです。
ウッドデッキをつくる時には、
「日当たりがいい場所」につくりながらも
「人目につきにくくすること」が重要なポイントになってきます。
そこは・・・
たくさんの光を安定的に室内にもたらしてくれるスペースとなります。
心地よいたくさんの風を室内に送り込んでくれるスペースとなります。
家の中に居ながら外が感じられる開放的な気分を味わせてくれるスペースとなります。
洗濯物の動線を最短にしてくれ、本当の意味で家事の手間をカットしてくれるスペースとなります。
生活感をかき消し、美しい景観を保ってくれるスペースとなります。
@sankyo_construction 中庭ってウッドデッキを全面に敷く・・だけじゃない使い方もあるよ! #ウッドデッキ #ウッドデッキがある暮らし #中庭 #中庭のある暮らし #中庭のある間取り ♬ Melody – 8LOOM
このように、ウッドデッキの作り方1つで
家の使い勝手や暮らしやすさが大きく変わってきますし、
家のデザイン性も大きく変わってきます。
ですから、知らず知らずの間に家づくりの費用を無駄にしないためにも、
そしてカッコ良さと暮らしやすさが共存した住まいを
出来るだけ安く建てられるようにするためにも、
家を形成する1つ1つについて、
その意味をしっかり考えながら家づくりをするようにしていただければと思います。
では、また。