資金計画で考えておくべき費用
2023.8.7お金・設計・仕様
分譲マンションを購入する場合、
共用部分を維持管理するための費用や、
外壁の塗り替えやエレベーターの修理のための修繕積立金などが、
住宅ローンとは別に必要となります。
一戸建てなら、それが不要だと思っていませんか?
もちろん、一戸建ての場合も、
自らの責任で定期的な修繕のために
積み立てをしていかなくてはいけません。
こんにちは。シンプルノート 熱田/一宮スタジオ 堀内です。
今回は、一戸建てを持つことによって
必要だと考えられるコストについてお伝えしていきたいと思います。
その1:固定資産税
固定資産税は、資産を持ち続けている限りずっとかかる税金です。
また、住む地域によっては、
固定資産税に上乗せして都市計画税という税金がかかります。
建てた後の負担を減らすためには、
この税金を少しでも抑えられるように家づくりをすべきです。
家の面積を少しでも小さくするとか、
土地の面積も少しでも小さくするとか、
そもそも住む地域から検討するといった具合に。
その2:火災保険
家を持つと火災保険に加入することになるのですが、
火災保険に関しては「どこまで保障するのか?」
「建物だけでなく、家財にも入るのか?」
「どこの保険会社で加入するのか?」
「地震保険にも入るのか?」「その場合、家財にも入るのか?」
「耐火構造なのかそうではないのか?」
などによって費用が異なります。
その3:定期メンテ&リフォーム費用
長期間、良い状態で暮らし続けていくためには
外回りの定期的なメンテナンスは欠かすことが出来ません。
また、キッチンやお風呂などの水まわりも確実に老朽化するので、
20〜30年を目処に入れ替え工事を
見込んでおいた方がよいかもしれません。
ですので、家を建てると同時に、
これらの積み立てを始めていくことをオススメしています。
その4:家電の買い替え費用
家電に関しては10年単位で故障すると
考えておいた方がいいというのが一般的でしょうか。
冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビ、パソコン、掃除機、給湯器、
オーブンレンジ、炊飯ジャー、などの買い替えに備えて
こちらも、積み立てしていくことをオススメします。
また、同じタイミングで全て揃えてしまうと、
いっせいに壊れ出して出費が集中してしまうので、
出来ることならば、少し時期をずらしながら
購入することをご検討いただいた方がいいかもしれません。
住宅の資金計画を立てる上では、こういったことも
考慮した上で算出していただければと思います。
では、また。