床ではなく、壁を使った収納とは?
2023.6.9お金・設計・仕様
先日、収納材をはじめとした住宅建材のメーカーさんである
南海プライウッドさんの名古屋ショールームを見学させていただきました。
こんにちは。三協建設 堀内です。
先日「人それぞれの片付けやすさ」というこちらのブログでも
お伝えさせていただいたように、
人によって片付けやすさや、心地よく感じる収納方法は違っていますよね。
また、暮らしの拠点となる
リビングダイニングキッチンには、
おたより、書類、薬、文房具、生活用品など、
細かいものがたくさんあるのですが、
これらの収納がいろんな場所に散らばってあるお家は、
家族の誰もが、これらを管理しやすいといえるでしょうか?
管理しにくい収納をつくってしまうと、
どこになにを置いたのかを忘れてしまい、
それが見つからないか、見つけるのに手間と時間がかかるかもしれません。
あるいは探すよりも買ったほうが早いことを理由に、
また同じモノを買ってしまうことになるかもしれません。
また、主に管理している人に毎回「〇〇はどこ?」と
聞くような事態になってしまう可能性も高くなります。
人は、複雑になればなるほど、
記憶出来なくなってしまうし、
管理出来なくなってしまうものです。
収納は管理しやすいように
分かりやすく単純に
つくらなければいけないんですよね。
シンプルノートの家づくりでは、
「収納は床面積ではなく、壁面積で考えてください」と
お伝えさせていただいております。
2m40cmという天井までの高さを
どれだけ有効に使うことが出来るのか?
が大切だということです。
図面上で平面で見ると、
床面積だけで収納を考えてしまい、
なんだか、収納が少ないような気がして不安になってしまうものです。
そして、その不安から収納をどんどん増やしてしまい、
結果、家の価格が高くなってしまいます。
一方で、壁面積で考えるようにすれば、
わずかな床面積でも壁さえ充分にあれば、
相当な収納力があることを
理解出来るようになります。
実際のショールームの壁面を使った、
見渡しやすい収納をご覧になると
この壁面積で考える収納のイメージがつけやすくなるかもしれませんね。
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完全予約制でお施主様の見学も可能とのことでしたので、
気になる方はお知らせくださいね。
では、また。