三協建設株式会社

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人それぞれの片付けやすさ

2023.5.22
お金・設計・仕様

あなたは片付けは得意ですか?

 

我が家には、この春から小学4年生になった長男と

小学1年生になった次男がいますが、

長男は私に似て、大雑把な片付け方で、

次男は妻に似て、几帳面に片付けているな・・と感じています。

こんにちは。三協建設 堀内です。

どちらかというと片づけが苦手な私に対し

妻は片づけが得意で、几帳面なタイプです。

 

結婚当初は結婚前の自分の習慣によって

出しっぱなしにすることが多かった私です。

片付けが得意な妻から見たら、あるべき場所に

毎回片づけることができない私の行動は

理解できないものだったかもしれませんが、

お互いの妥協ポイントを探しながら試行錯誤し

今では決められたスペースの中で自然と管理できるようになっています。

 

結婚後、子どもの誕生・成長につれて

モノの量や内容は、大きく変わってきましたが、

片付けが得意な人間・苦手な人間、

それぞれが一緒に暮らす中での快適なポイントを

今でも探しつづけています。

 

さて、理想の動線を元にした、「〇〇専用収納」を

つくりつけで準備したいという思いは

よくあることかと思います。

 

「ランドセル収納を玄関につくっておきたい」というように・・

 

しかし、用途を限定した専用品は

使う期間も使う人も限られてきます。

(ランドセルだったら、6年間ですよね。)

その上、実際に使ってみて

使いづらかったとしても変更することができません。

 

たとえ親御さんが

「重いランドセルは玄関に収納するのがよいだろう」

と理想の動線を考えたとしても、

お子さんが

「玄関では翌日の準備がしにくい」

と感じたら、それはお子さんにとっては

理想の動線ではなくなってしまいます。

 

家はあくまでもハード部分です。

それをどう使うのかというソフト部分は

暮らす人によって異なりますし、

同じ人であったとしても

年齢や生活スタイルの変化によっても変わってきます。

 

専用につくられた収納は、それを使う際の

運用方法も限られてしまいます。

つまり、想定した内容にしか対応できない

という面もあるということです。

 

逆に収納のつくりを極力シンプルにするということは

バリエーションに富んだ運用が

可能であるということでもあるのです。

 

暮らす人それぞれの

その時々によって変わっていく“暮らしやすさ”に

フィットさせながら使い方を変えていけること。

それが叶えられるのが、

シンプルなつくりの利点ではないでしょうか。

 

今月の三協建設プチイベントでは

片付けのプロであるライフオーガナイザー®の中矢くみこさんを講師に招いて

「毎日が楽になる!片づけタイプ別収納のコツ」を開催します。

詳しくは、こちら

では、また。

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